しつけ失敗談！あられに足払いを食らわすも・・・

前回の記事では飛びつきの治し方を解説しました。大型～中型犬の飼い主には意外に深刻な問題です。

ドッグランでも、特にゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバーなど陽気で人懐っこい大型犬で、飛びつきクセが付いてしまっている子は本当に危ないです。

助走をつけて飛びついて大人の男性を転ばせてしまったところを何度も見たことがあります。頭でも打ってしまうと大事故に･･･、はらはらします。

あられの飛びつきに足払い

あられは山岳での狩りを得意とする狩猟犬の甲斐犬系です。この犬種は脚力がことさらに強いので、飛びつき癖は早期に治したいと思い、わが家では前回記事で紹介した「足払い」を併用しました。 

犬が飛びついてきたときに犬の後脚を軽く払うメソッドです。転ばせて痛い思いをさせるのが目的ではなく、コロンと転がして、結果的に飛びつけなくするものです。

これをやってみたのですが・・・

あられの運動神経が良すぎて足払いしてもヒラりとよけられてしまいました。一回で効かなきゃ･･･うりゃ～連続足払い！　何度やってもヒラリヒラリとかわされてしまいます。

あられは思いっきり興奮して、顔と前脚は飼い主に向かって飛びついてきているのに、なぜ分かるのだろう…。

飼い主は躍起になり、もう大外刈りか！という･･･犬と柔道している感じも（笑）。どれだけ反射神経がよいのか（いや、飼い主が鈍いのか）、一度もコケてくれたことはなく、むしろ、そういうゲームとして楽しまれてしまっていたような気がします💦

いきなり雑になる飼い主のその後・・・

そんなわけであられにあらゆる方法を試しましたが、無視作戦もお座り強化も効かず、仕方ないので飛びついてきたら顔を手で横から押して払う形にしました。ものすごい投げやり感漂う雑さ(笑)

せっかくウキウキしていた気分がそがれて可哀そうな感じですが、2～3回やったら、あられは飛びつきはNGだということを分かってくれたようです。確かに、飛びつきはしなくなったのですが・・・

飼い主帰宅の喜びは、前脚を使わない形で、ぴょんぴょん跳ねながら頭突きしてくるようになりました。これが飼い主にぶつかると痛いのなんの・・・( ﾉД`)ｼｸｼｸ…

犬の頭突きに悩む飼い主はあまりいらっしゃらないようで、頭突き治しメソッドは世の中に出回っておりません～。飼い主連中は、家に帰る時、誰が先にあられの出迎えを受けるか、じゃんけんで決める日が続きます（もちろん負けた方）。

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あられに悪気なく頭突きをされた日には･･･
飼い主は、ちくさく湯につかって癒されることにします。パンダ印の竹酢液、実は人間様用です！チェックしてみてください。