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静かにすごす年末に、犬が主役の物語

#いぬすたぐらむ#犬 本#犬 物語#犬のいる暮らし

クリスマスが終わり、年越しに向けての期間に入りました。店長は、一年のなかでこの5日間が一番好きです。金融機関に勤めていると30日まで仕事がありますので、クリスマス終えてから5日間。

年越し準備でせわしい喧噪の街、役所の御用納めを機に空いていく通勤電車。もうすぐの連休を少し心待ちにしつつ、新年に思いを馳せたり・・・といった混沌さが何ともいえず。

そんな年末~年始の期間、暇だよ~という方に、犬が出てくる物語をいくつかご紹介します。HACHIや南極物語などメジャーな犬物語もいいけれど、ちょっと考えさせてくれる、感情移入しやすいものを選びました。敢えて作風も分散させてピックアップしています。

僕のワンダフル・ライフ

ゴールデン・レトリバーの子犬「ベイリー」が飼い主の少年イーサンと暮らし、寿命をまっとうします。このベイリーがその後何度も転生し、それぞれに短編小説のようにドラマチックな生涯を過ごしながらイーサンを探します。

色々な犬種に転生してくるので、犬好きとしてはそれだけでも楽しいです。アメリカらしく、明るく楽しく、最後に感動のハッピーエンド。安心して見られる作品。その続編の「僕のワンダフル・ジャーニー」も併せてどうぞ!
https://eiga.com/movie/86388/

天国の犬ものがたり~わすれないで~

人間の目から、犬の目から、半々ぐらいの割合で描く、人と犬との心の触れ合いを描く日常物語、短編集です。作者が犬のことをよく理解されていることがうかがわれ、犬のしつけ教本としてもお勧めしたい気がしました。とても安心してお勧めできる作品です。

天国の犬物語シリーズは現在17巻出ています。ゆっくり一つずつ読んでみたい作品ですね。 https://shogakukan-comic.jp/book-series?cd=30979

君のいた時間~大人の流儀Special

昨年11月24日に逝去された伊集院静さんのエッセイです。心の支えである愛犬「ノボ」に対する深~い愛情がありながら、男性作家さんらしい客観的な記述が面白いと思います。

切なさを抱えながらもなんとなくドライな雰囲気のなか、ペットロスに苦しむ方にも

何かの糸口を与えてくれるかもしれません。

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000372735

少年と犬

シェパードの「多聞」が震災で別れた愛する飼い主と再会するまでを描いたフィクションものです。仙台から熊本まで移動するなかで、飼い主は次々に替わっていきます。

その飼い主たちがそろって訳あり人生を送っており、人生の厳しさに多聞が寄り添って物語が進みますが、何しろ、最初から最後まで雰囲気は殺伐としております。

ほのぼの安心して読めるものではありませんが、とても良くできた物語と思います。最後もハッピーエンドではないですが、モヤモヤもしない、多聞らしい最期だなぁと思います。どちらかといえば男性向けの本でしょうか。

https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167920210


それでは、充実した年末生活を!
スモーキーな薫りがクセになる「ちくさくの湯」にゆっくり浸かるもアリ。これは人間も普通に使えます。

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この記事の著者

三好 美佐子

野犬だった「あられ」、保護施設にいた「しんのすけ」との生活7年め。甲斐犬、ジャックラッセルテリアの養育難度の高さに必死に躾や犬の栄養を学ぶうちに、動物の真の健康と幸せを深く探求するようになる。金融機関での勤務歴35年、「社会貢献と幸せな消費が結びつく意義」に賛同する同僚たちに支援される形で起業した。

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