愛犬が外でしかトイレをしない理由と対処法 | あらしん堂

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愛犬が外でしかトイレをしない理由と対処法

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犬を飼っている方の中には、「うちの子は絶対に外でしかトイレをしない」という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?

実際、わが家でもあられは完全に外トイレ派です。雨の日も風の日も、台風や雪の日でも、外に出なければ用を足してくれません。このような犬を飼う飼い主としては、天候にかかわらずトイレ散歩に行く必要があり、時には非常に大変な思いをすることもあります。

なぜ一部の犬が外でしかトイレをしないのか、またその対処方法について考えてみましょう。

外トイレ派の犬の特徴

外でしかトイレをしない犬には、いくつかの特徴があります。

  1. 習慣化
    子犬の頃から外でトイレをするように教えられてきた場合、これが完全に習慣化されていることが多いです。
  2. 清潔志向
    犬は基本的に清潔好きな生き物です。室内でのトイレを嫌がり、外で済ませたいと思う傾向があります。
  3. 環境の影響
    家の中でトイレの匂いが残るのを嫌がる犬や、外での散歩の時間がトイレタイムと結びついている場合もあります。
  4. マーキング行動
    特にオスの犬に多いですが、外でマーキングをすることがトイレ行動と結びついている場合があります。

外トイレ派になる由来

外トイレ派の犬が生まれる背景には、犬の祖先であるオオカミの行動が影響しています。オオカミは巣穴の中で排泄をしない習性があります。これは、巣穴を清潔に保つだけでなく、排泄物の匂いで天敵に居場所を知られるリスクを減らすためです。

この本能的な行動は、現代の犬にも引き継がれており、特に清潔好きな犬や外での活動を好む犬において強く見られます

また、犬種によっても外トイレ派になりやすい傾向が見られます。例えば、ハスキーやマラミュートなどの作業犬種や、アウトドアでの活動を好む大型犬種は外でのトイレ習慣が根付きやすいと言われています。

一方、小型犬種や室内飼いが一般的な犬種では、室内トイレを利用する割合が高い傾向があります。

外トイレ派の犬への対処法

外トイレ派の犬でも、工夫次第で室内でのトイレを覚えさせることが可能です。以下の方法を試してみてください。

  1. ペットシーツの利用を促す
    ペットシーツをトイレの場所として徐々に慣れさせることが大切です。トイレトレーニングの際には、外でトイレをした後にその場所の匂いをペットシーツに移し、犬がその匂いを認識するようにします。
  2. トイレトレーニングのリセット
    再度トイレトレーニングを行うつもりで、根気よく教えます。トイレを成功させた場合はすぐに褒めてご褒美を与えましょう。
  3. 室内トイレを快適にする
    室内トイレの場所を静かで落ち着ける空間にすることがポイントです。犬が安心して用を足せる環境を整えてあげましょう。
  4. 専用グッズを活用
    トイレトレーニングスプレーやフェロモン製品など、犬のトイレ習慣をサポートするアイテムを利用するのも効果的です。
  5. プロの力を借りる
    しつけ教室やトレーナーのアドバイスを受けることも選択肢の一つです。

わが家の場合・・・お互いの特性を生かしたやり方をちょっとずつ 

わが家のあられは、野犬出身のせいか生粋の外トイレ派です。雨の日も雪の日も、彼女は、家では限界まで我慢します。我慢しすぎて漏らすこともありました。このため、飼い主としてはどんな天候でも、外トイレタイムを設けています。

一方で、しんのすけは、室内トイレを完璧にマスターしました。彼のペットシーツへの命中率は驚異的で、その正確さは「天才ガンマン」と家族内で称されています( ´艸`)。

そのシーツに命中させようという彼の意気込みを作ったのがあられであることは興味深いことです。

あられは巣穴にメンバーの尿の匂いを残すことを許さないので、あられはしんのすけにが家のあちらこちらに放尿することを止めさせました。ペットシーツにすれば、飼い主が片付けてくれるのでそこはOKにしたようです。そして、あられは鼻先で汚れたペットシーツを丸めて飼い主に「片付けろアピール」をしてきます(笑)

ここまで徹底していると、あられの屋内トイレは難しいだろうなと思いつつ、最近、こんな実験をしてみました。
①しんのすけがペットシーツにしたら、褒めてチーズを食べさせる。(あられにはやらない)
②あられ用のペットシーツを敷いて、あられに「ここでやって」と依頼。
→使われた形跡があれば、あられにもチーズ。

たまに、夜中に少しだけ使われた形跡があるので、我慢できそうもなくなったらペットシーツに乗っているようです。まぁ、ココからちょっとずつでいいですかね。。。

まとめ

外でしかトイレをしない犬を飼っている方にとって、いかなる天候でも気温でもトイレ散歩に行くのは大変なことです。しかし、治そうと思ったら、根気強くトイレトレーニングをしましょう。

また、犬それぞれの性格や習慣を理解し、柔軟に対応することも大切です。わが家のように、外トイレ派のあられがいたり、室内トイレ派のしんのすけがいたり、それでも共存しているように、犬それぞれの特性に合わせた生活を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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この記事の著者

三好 美佐子

野犬だった「あられ」、保護施設にいた「しんのすけ」との生活7年め。甲斐犬、ジャックラッセルテリアの養育難度の高さに必死にしつけや犬の栄養を学ぶうちに、動物の真の健康と幸せを深く探求するように・・・。金融機関での勤務歴35年、「社会貢献と幸せな消費が結びつく意義」に賛同する同僚たちに支援される形であらしん堂をはじめました!

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