わが家の肉球ケア対策|具体策と健康維持のポイント

愛犬の足裏は健康と快適さに直結する大事な部位です。この記事では、筆者が試行錯誤の末にたどり着いた「わが家的ベストな愛犬の足裏ケア方法」をご紹介します。足裏の構造から考えた洗い方、健康管理に役立つ情報をお届けします。
足裏の汚れが気になる…まずはウェットタオルで拭くけれど…
最初は散歩後、毎回ウェットタオルで拭いていました。もちろん、タオルに汚れが付かなくなるくらいは念入りにやっていました。
しかし、週に一度行うフローリングの雑巾がけでは、いつも床の汚れがひどく、肉球の洗い方が間違っているのではないか…。しかも、縦横無尽に匂い嗅ぎを楽しむわが家の犬たちは、足の裏にガムだの飴だの付けて帰ってきたり・・・💦
試してみた「足洗いカップ」、でもイマイチ…
テレビで紹介していた足洗いカップも購入して使ってみました。確かにある程度は汚れが落ちますが、色々難点はありました。
カップの水が汚くなると、汚れていなかった甲の方も汚れてしまうことや、内側のブラシが粗いせいかあまりきれいにならず時間がかかるので犬自身が嫌がることも多々。というわけで、うちには合わなかったです。
肉球の構造を知ることがケアのカギ!
そこで肉球がどんな造りをしているのか、その構造を詳しく調べてみました。犬の肉球はなんと「ハニカム構造」。
蜂の巣のような正六角形柱が隙間なく並んだ構造です。足の裏に強い力が加わっても、地面からの圧力を効率的に分散できる形状です。

ハニカム構造は、耐久性と貯蔵性に優れています。・・・いかにも汚れがたまりそう。
その他にも、犬の足の裏は肉球と肉球の間、そこにも毛が生えており、汚れが入り込んで出にくい部分がたくさんあります。
犬の複雑な足裏に対応して、水洗い+絞り洗い
複雑な足裏の構造に入り込んだ汚れをしっかり落とすためには、水洗いが効果的ではないかと考えました。
①水を流しながら、表面の汚れをガーゼかウェットティッシュ(水で溶けないもの)で拭きとります。
4本の足を拭き終わると、最初に洗った足からまだ汚い水が出てきます。
②次に、溝や毛のなかに入り込んだ汚れを取るべく「絞るような動き」を意識して、水で流します。絞るといっても犬の足なのでやんわり、じわっと。マッサージにもなるかもしれません。
③最後に、仕上げで水で流し、軽く足を絞ります。
この時に、水がまだ茶色ければもう少し絞り洗いします。
乾燥が重要!ドライタオルで丁寧に拭き取る
水洗い後は、肉球と肉球の間や指の間の水分をドライタオルでしっかり取ります。大きな犬はやりやすいですが、小さい犬は少しやりにくいかも。可能であればドライヤーを軽く使ってもいいでしょう。
わが家では、お風呂場の脱衣所にある洗面台でやっています。ドライヤーがいつも近くにあるので便利です。冬場はお湯を使うと、寒い散歩から帰ってきたところで足を温める効果もあります。
いちいちの流し洗いが面倒そうな気もしますが、マッサージ+足湯+コミュニケーションで、なかなか良い時間になっています。
ナイトケア:クリーム+血行促進マッサージで健康維持
念のため、夜には保湿ケアもしています。市販の肉球クリームを塗りながら、肉球全体をマッサージします。肉球の下あたりに血行促進のツボがありますので、そこもギュっ。

犬は本能的に脚に触られることに抵抗を感じます。特に前脚は野生の獣が獲物を捕る上で最重要で、失うと命にかかわるため、簡単に触らせない犬も多いと思います。
それを踏まえて、わが家の甲斐犬Mixあられには、話しかけながらマッサージをします。一方、ジャックラッセルテリアしんのすけは肉球マッサージの最中、よく目を閉じており、そのまま寝てしまうことも・・・。犬それぞれではあります。
ところで、肉球クリームについては意味が有る・無し意見が分かれるようですが、足を水洗いするならば使った方がよいと思います。また、加齢による肉球の硬化・乾燥を軽減する意味でも有効です。
また、足裏ケア時に、肉球に刺さった小さなトゲや切り傷を見つけることがあります。毎晩やることで、そういったトラブルの早期発見にもつながります。
まとめ
愛犬の足裏は、日々の散歩や生活の中で汚れや乾燥にさらされやすい部分です。ハニカム構造の特性を理解し、水洗い・絞り洗い、そして保湿マッサージを習慣にすることで、愛犬の健康をしっかり守ることができます。
「手間がかかる」と思われる足裏ケアですが、愛犬が気持ちよさそうにする姿を見ると、やって良かったと感じます。足裏ケアは健康維持だけでなく、愛犬との絆を深める大切なひとときになるはずです。

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