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保護犬・保護猫について知っていますか?

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日本では、まだ「保護犬」や「保護猫」という存在を知らない人も少なくありません。私たちがペットショップで可愛い子犬や子猫を見る一方で、行き場を失った犬や猫たちが新しい家族を待ち続けている現実があります。

保護犬・保護猫が生まれる背景

保護犬・保護猫は、もともと家庭で飼われていたものの、飼い主の事情(引っ越し、経済的困難、病気、飼育放棄など)で飼えなくなったり、迷子になったまま飼い主が見つからなかったりすることで生まれます。

そういった事情で家庭から離れ、施設や個人に一時預かりされている犬・猫を保護犬・保護猫といいます。

また、日本では、狂犬病予防法第6条により、実質的に野犬や野良犬の存在は否定され、外を自由に歩いている犬がいれば、捕獲されてしかるべき手続きの後に殺処分されることなります。

ペットショップや繁殖業者(ブリーダー) からの廃棄

売れ残った子犬や子猫が「商品価値がない」と判断されて廃棄されたり、繁殖犬・繁殖猫として過酷な環境で飼育された後、繁殖能力が低下した時点で捨てられてしまうこともあります。

海外では動物関連業者の開業認可が厳しかったり、ペットショップ自体を禁止した国もありますが、日本はそういった法整備が甘いため、深刻な問題となっています。

「ペットは買うもの」という意識が根強く、安易にペットを迎える人が後を絶たない一方で、飼育放棄や無責任な繁殖によって行き場を失う動物たちが増え続けています。

誰がどのように保護しているのか?

保護犬・保護猫は、主に以下のような団体や個人によって保護されています。

  1. 動物愛護センター・保健所
    迷子や捨てられた動物が一時的に収容されます。しかし、一定期間内に引き取り手が現れない場合、残念ながら殺処分されることもあります。
  2. 動物保護団体(NPO・ボランティアグループ)
    殺処分を避けるために、センターや保健所から動物を引き取り、一時預かりや譲渡活動を行います。彼らは寄付やボランティアの協力によって活動を続けています。
  3. 個人ボランティア
    個人で保護活動を行い、自宅で世話をしながら新しい飼い主を探す方もいます。

動物愛護センターや保健所など公的な施設では最終的に殺処分されることから、民間が救わざるを得ない状況が実際です。

私たちにできること

保護犬・保護猫を取り巻く問題は、社会全体で考えるべき課題です。もしペットを迎えたいと考えているなら、ぜひ保護犬・保護猫の譲渡会や保護団体の活動に目を向けてみてください。命の大切さや、家族として迎える責任の重さを改めて感じることができるでしょう。

また、保護活動を支援するために寄付やボランティア活動に参加することも一つの方法です。小さな行動が、多くの命を救うことにつながります。

私たち一人ひとりの意識と行動が、保護犬・保護猫たちの未来を明るくする第一歩です。ぜひ、身近な人にもこの現実を伝えていきましょう。

あらしん堂は
愛を失った子たちの命を救うため、売上から保護活動を支援します。
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この記事の著者

三好 美佐子

野犬だった「あられ」、保護施設にいた「しんのすけ」との生活7年め。甲斐犬、ジャックラッセルテリアの養育難度の高さに必死にしつけや犬の栄養を学ぶうちに、動物の真の健康と幸せを深く探求するように・・・。金融機関での勤務歴35年、「社会貢献と幸せな消費が結びつく意義」に賛同する同僚たちに支援される形であらしん堂をはじめました!

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