【保存版】犬にとってのストレスとは?原因・症状・生体反応まで徹底解説|愛犬の健康を守るために | あらしん堂

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【保存版】犬にとってのストレスとは?原因・症状・生体反応まで徹底解説|愛犬の健康を守るために

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「犬にもストレスってあるの?」そう思う方もいるかもしれません。

犬も人間と同じようにストレスを感じ、その影響が身体にまで及ぶことがわかっています。しかも犬は「つらい」と言葉で伝えることができません。

愛犬の体調不良や問題行動、その原因が「ストレス」にあることは意外と多いのです。この記事では、以下について解説します。

  • 犬にとってどんなことがストレスになるのか
  • ストレスがかかると犬の体の中で何が起きるのか(生体反応)
  • どんなサインでストレスを訴えているのか
  • 飼い主としてできる対処法

犬も人間と同じ!ストレスで起こる「生体反応」とは?

■ ストレスがかかると体内で何が起きる?

ストレスとは、単なる「気持ちの問題」ではありません。体の中ではホルモンバランスや自律神経が大きく変化する生理的反応が起こります。

これは人間と犬でほとんど同じしくみです。脳が「ストレス=危険」と判断すると、以下のホルモンが分泌されます。

■ 主なストレスホルモン

  • アドレナリン:心拍数・血圧・呼吸が上がり、緊張状態になる
  • ノルアドレナリン:注意力を高め、警戒モードに入る
  • コルチゾール(副腎皮質ホルモン):代謝を変化させ、エネルギーを確保する。免疫を一時的に抑える

これらは「いざというとき体を守るため」に必要な反応ですが、ストレスが長く続くと健康を壊す原因になってしまいます。

■ 自律神経の乱れが引き起こす体への影響

ストレス時には交感神経が優位になり、体の各器官に次のような変化が起こります。

体の部位起こる変化
心臓心拍数が増える(ドキドキする)
呼吸器呼吸が浅く速くなる
消化器胃腸の働きが低下、食欲不振や下痢・嘔吐が出やすい
免疫系免疫力が落ち、皮膚炎・感染症にかかりやすくなる
皮膚皮膚炎や脱毛、過剰なグルーミングが起こる

これが、犬も人間と同じように「ストレスで体調を崩す」理由です。

犬にとってストレスになるものとは?

犬がストレスを感じる原因は私たちが思う以上にたくさんあります。飼い主にとっては何でもないことでも、犬にとっては大きな負担になっている場合も。

■ 環境によるストレス

  • 引っ越しや模様替え
  • 留守番が長すぎる
  • 音(雷、花火、掃除機、大声など)
  • 家族構成の変化(新しいペット・赤ちゃん・来客)

■ 人間関係によるストレス

  • 飼い主のイライラや怒鳴り声
  • 過度なしつけ(叩く・怒鳴る・強制的なしつけ)
  • 相性の悪い他の犬や動物

■ 体調や年齢によるストレス

  • 病気や痛み
  • 運動不足または過剰な運動
  • 老化による体力低下

犬はとても繊細で、飼い主の感情にも敏感です。家庭内の雰囲気がそのままストレス要因になることも珍しくありません。

ストレスを感じた犬に出る症状|こんなサインに注意!

愛犬が次のような行動をしていたら、もしかすると「ストレスサイン」かもしれません。

■ 行動面の変化

  • 無駄吠えが増える
  • 攻撃的になる、咬むようになる
  • ぐるぐる回る、しっぽを追いかける
  • 体の一部をずっと舐めたり噛んだりする(自傷行為)
  • トイレの失敗が増える
  • 過剰なグルーミング(毛をむしる)

■ 体調面の変化

  • 食欲不振または過食
  • 下痢、嘔吐
  • 脱毛や皮膚トラブル(赤み、かゆみ)
  • 免疫力の低下(病気にかかりやすくなる)
  • 眠りが浅くなる、または逆に寝すぎる

これらは体内のストレスホルモンや自律神経の乱れが原因で起こる症状です。「うちの子、いつもと様子が違う」と感じたら、まずはストレスを疑ってみましょう。

飼い主ができる!犬のストレス対策5つのポイント

愛犬が安心して暮らせるように、飼い主ができることをご紹介します。

適度な運動と遊びで発散させる

→ 散歩や遊びでエネルギーを発散し、脳も体もリフレッシュ!

安心できる居場所をつくる

→ クレートやお気に入りのベッドなど、落ち着ける「自分のスペース」を用意。
こちらの記事をご参照ください → 犬のための安心エリアの作り方

スキンシップと優しい声かけ

撫でたり話しかけたりすることで、安心感と愛情を伝えましょう。

毎日のルーティンを守る

→ ごはん・散歩・就寝時間をできるだけ一定にすることで安心感が生まれます。

リラックスアイテムの活用

→ 犬用のハーブ、アロマ、おもちゃ、マッサージなどでリラックスをサポート。

※症状が重い場合は獣医師やトレーナーに相談しましょう。

まとめ|「ストレスサイン」に気づいて愛犬を守ろう

犬も私たち人間と同じように、ストレスで心も体もダメージを受けます。そしてそれは、ホルモンや自律神経の乱れという「体の中の変化」として表れます。

「いつもと違う」と感じたら、その小さなサインを見逃さないことが、愛犬の健康を守る第一歩です。愛犬が安心して暮らせる環境づくり、今日からぜひ始めてみてください。

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