【驚くほど賢い】犬の知能をなめてはいけない!科学が解明した“犬は犬”を覆す真実
「所詮、犬は犬、干渉するな」?
ある夏の日、SNSでこんなやり取りを目にしました。
「炎天下に犬を連れて歩くのは虐待に近い」という投稿に対し、「所詮、犬は犬。干渉しすぎじゃないか?」と返すコメント。
……それに強い違和感を覚えました。
たしかに、犬は犬。
けれど、犬は人とともに暮らすことを選び、進化してきた動物でもあります。そしてその過程で、人間の言葉や感情を理解しようとする高度な知性を身につけてきました。
私たちは、犬を「ただの動物」としてではなく、ともに暮らすパートナーとして見ていくべき時代に来ているのではないでしょうか。

犬は200語以上を理解できる!?語彙力の高さ
犬が「おすわり」「まて」を覚えるのは珍しくありませんが、行動学の研究によれば、犬の平均的な語彙理解数は200~300語に及ぶとされます。
とくに有名なのが、アメリカのボーダーコリー「チェイサー」。 彼女は1,022個の単語を記憶し、それぞれのぬいぐるみを命じられるままに持って来ることができました。
これは単なる反射ではなく、言葉の意味・対象・命令を結びつける論理的理解です。 人間の2歳児レベルの語彙力のようです。
犬は「言葉を覚えられる動物」ではなく、言葉を“意味ある情報”として処理できる動物なのです。

「あっち」と指さすと理解するのは、犬と人間だけ
犬が、人の指差す方向を見て動く姿を見たことはありませんか? 恐らくほとんどの犬ができるこの行動も、動物の世界ではとても特別なものです。
多くの動物にはそもそも指差しができる手の構造もないですから、人間以外の動物は、基本的に「指差しの意味」を理解できません。 指差しという行為が可能な猿であっても、日々差しの意味を理解して指さした方向に意識を向けることはできません。
一方で犬は、
✔ 人の視線の方向を見る
✔ 指差しの方向を追う
✔ 何かを共有しようとしていると気づく
といった、社会的コミュニケーションの基礎を自然にこなします。犬は自分では指差しができないので、DNAにあったわけではなく、人と長く暮らしてきたことで進化した、犬独自の“社会的認知能力”です。
人の感情に“共感”できる
「飼い主が怒ってると目をそらす」
「泣いていると、そっと寄り添ってくる」
そんな犬の行動に、驚いたことはありませんか?
犬は、人間の声のトーン・表情・匂い・姿勢などから、感情を読み取る力を持っています。
しかもその理解は、感覚だけでなく脳の働きとして証明されています。
MRIの研究では、犬の脳が「喜び」「怒り」など感情に対応する領域で反応することが確認されています。
これは、犬が“空気を読む”を超えて、本当に感情を感じ取り、共感している可能性を示します。
“考えて”行動している犬たち
犬はただ命令をこなしているだけではありません。 自分で観察し、状況を推理し、目的に沿って行動する力を持っています。
たとえば──
・飼い主がレインコートを着た → 雨の日の散歩だと察知してテンションが下がる
・冷蔵庫の音がした → これはおやつの予兆だと走ってくる
・褒められる言葉の直後に同じ行動をとる → ごほうびが来ると“予測”している
これらは、単純な反射ではありません。
犬は、記憶と因果関係を用いた“予測と学習”をしているのです。
呼んでも来ない犬がいます。これは、犬がバカなのではなく、様々な状況判断から呼ばれて行っても特に何も起きないと考え、行っても仕方ないと決定している可能性が高いです。特に知能の高い犬に見られます。
犬は“人と生きること”で進化した
犬の知能がここまで発達したのは、人との共生の歴史があったからです。
約15,000年前、オオカミの一部が人間の近くに住みつき、“危険の察知”“獲物の追跡”などで人間を助けるようになりました。
やがて、
・人の目を見る
・人の指示を待つ
・表情や声で意図を汲む
といった“人間社会に適応する能力”を持った個体が生き残りやすくなり、進化が進んだと考えられています。
つまり、犬は人に合わせることで“家族”になったのです。
結論|「犬は犬だから」では、もったいない
犬は、
✔ 単語を理解し
✔ 感情に共感し
✔ 状況を観察し推理し
✔ 人と心を通わせる
そんな高度な知性と感受性を持つ、唯一無二のパートナーです。
「犬は所詮犬」ではなく、「犬だからこそ、もっと伝わっている」と私は信じています。
そしてだからこそ、
炎天下で無理に歩かせたり、気持ちを無視して命令だけで従わせたりすることには、慎重でありたいものです。
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