【保存版】叱っても効かない犬には?拾い食い・興奮に効く“伝わるしつけ”のコツ | あらしん堂

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【保存版】叱っても効かない犬には?拾い食い・興奮に効く“伝わるしつけ”のコツ

#犬 しつけ#犬 叱り方#犬 拾い食い#犬 飛び出し

「叱っても効かない…」その原因はどこに?

「何度叱っても拾い食いをやめない」
「“ダメ”と言っても、逆にテンションが上がってしまう…」

そんな経験、ありませんか?

飼い主は叱っているつもり、犬にとっては伝わっていないだけかもしれません。そしてその背景には、叱り方のタイミングや方法だけでなく、「飼い主自身の性格や態度」が大きく影響していることもあるのです。

今回は、「叱っても効かない犬」への具体的なアプローチ方法を、拾い食いや興奮行動の例を交えて解説します。

なぜ叱っても効かない?──4つの代表的な理由

① 犬にとって“ご褒美”になっている

飼い主が「ダメ!」「コラーッ!」と声を張り上げると、犬によっては「注目してもらえた!」と喜んでしまうことがあります。

特に陽気で活発なタイプの犬は、叱り=遊びの始まりと感じることも。これでは、叱るたびに拾い食いやいたずらが“強化”されてしまいます。

② 言葉より“状況”で覚えるのが犬

犬は「ダメ」や「コラ」という言葉の意味よりも、そのときの表情・トーン・動作を記憶しています。

たとえば、怒ったつもりでも声が優しかったり、笑顔だったりすると、「これは叱られてないな」と判断されてしまうこともあるのです。

③ タイミングがズレている

行動の2〜3秒以内に反応しないと、犬には伝わりません。
しっかり拾い食いをしてから「コラ!」では、犬は「食べる=正解」と学習済みです。

まず、止める。叱る前に「拾って食べる前に止める」予防型の対応が重要になります。

④【追加】飼い主のキャラクターや性格が影響している

これは見落とされがちですが、非常に重要なポイントです。

たとえば、優しい性格の飼い主さんは、「叱っているつもり」でも、実際には…

  • 声が柔らかすぎる
  • 表情が緩んでいる
  • 一瞬、目をそらしてしまっている
  • 「怒ったら可哀想」という遠慮が表情に出ている

──など、犬にとって“本気”が伝わっていないことがよくあります。

犬は、飼い主の「微細な空気感」まで敏感に読み取る生き物です。“叱ったつもり”でも、“優しく語りかけられた”としか受け取られていないことも。

毅然とした態度が必要な場面では、表情・トーン・目線・姿勢まで統一感をもって伝えることが大切です。

【具体例】拾い食いがやめられないとき

✖ よくある失敗:口に入れたあとに「コラ!」

拾ったあとで叱っても、「拾ってからの流れ」しか犬は覚えません。しかも、取り上げられることが続くと、犬は口に入れたら逃げるようになります。

◎効果的なアプローチ:

  • 拾いそうな場所ではリードを短く持ち、犬を見張るのではなく“見守る”
  • 拾おうとした瞬間に、リードを軽く引いて「ノー」と短く低く本気で言う(目は合わせない)
  • 拾わなかったら、すぐに「イイコ!」と褒め、おやつをあげる

成功体験を強化することも重要です。

興奮して逆に喜んでしまう犬には?

活発な犬、テンションの高い犬ほど「叱ると喜ぶ」傾向があります。

この場合、叱ること=構ってもらえることになってしまい、逆効果です。

有効な対処法:

  • 拾い食いや飛び出しの時には、行動後1~2秒後に、軽く背中等を叩いて「ダメ」と伝える
  • 興奮しはじめたら、視線を外し、静かに距離を取る
  • サークルや別の部屋に移動させてクールダウン(無言で)
  • 落ち着いたら「落ち着いている=再開できる」と伝えるように褒める

注目=ご褒美を断ち切ることで、落ち着いた行動を引き出せます。

「叱る」から「本気で伝える」へ

飼い主の心構えで大切なのは、“どう叱るか”ではなく、“どう伝えるか。叱っているのに効かないと感じたら、飼い主側のアプローチを見直すサインです。

  • 伝わるトーンと表情になっているか
  • タイミングがずれていないか
  • つい犬の目を見てしまっていないか
  • 飼い主の性格が“優しすぎて伝わってない”可能性は?

そのすべてが、“伝わるしつけ”には大きく関わっています。
どうやって叱ったら怖そうに見えて伝わるかを考えるのではなく、「本気で伝える。」

今、伝えなかったら、明日の拾い食いで死ぬかもしれない、明日リードが切れて車道にダッシュして死ぬかもしれない。

だから、今、伝える。飼い主の心構えは大事です。怖めになり叱っている感じになるのはその結果です。

まとめ|効かない叱りには理由がある。だから改善できる

叱っても効かない=犬がバカなのではなく、飼い主の伝え方に“ズレ”があるだけ

そのズレを見直せば、犬はすぐに行動を変えてくれます。「この子にどう伝えれば届くのか?」そんなふうに考えることで、犬との信頼関係もぐっと深まり、しつけは“つらいもの”から“楽しいコミュニケーション”へと変わります

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この記事の著者

三好 美佐子

野犬だった「あられ」、保護施設にいた「しんのすけ」との生活7年め。甲斐犬、ジャックラッセルテリアの養育難度の高さに必死にしつけや犬の栄養を学ぶうちに、動物の真の健康と幸せを深く探求するように・・・。金融機関での勤務歴35年、「社会貢献と幸せな消費が結びつく意義」に賛同する同僚たちに支援される形であらしん堂をはじめました!

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