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犬嫌いがあらしん堂を

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あらしん堂店長がなぜ「あらしん堂」をはじめたのか・・・あられ&しんのすけとの出会いから、ちょいと語ってまいります。

保護施設の方の爆弾発言から

初めて犬を飼う、しかも犬が嫌いで5メートル以内に寄ってほしくなかった私がいきなり同居することになった犬は「ほぼ甲斐犬」←日本一飼いにくい日本犬といわれているそうで…。

野犬のため推定で生後3ヵ月らしき、まだら模様の彼女を連れてきた保護施設の方が「この子はきっと大きくなりますよ。しつけに失敗すると大変なことになりますよ」という爆弾発言を軽く投げつつ、ホイとあられを置いていきました。

触るのもままならないのに、しつけに失敗すると大変なことに?
無駄吠え、咬みつき…手に負えず泣く泣く保健所へ? そんなのマズイっっっ

まずは「甲斐犬」なる犬の研究から。「日本犬の中でも特に野性味を残す」「猟犬で熊に向かうほど勇猛」「山の斜面を縦横無尽に走り、運動能力は抜群」「飼い主とその家族には従順に尽くす反面、他人や他の犬に対して激しく吠えたり攻撃しようとすることがある」・・・ もう、不安しかない💦

速攻、Amason.comで犬のしつけ本を3冊買って熟読、月刊「犬の気持ち」誌の定期購読、セミナー参加、動画視聴などなど、急激に知見の拡大と試行錯誤、本犬と格闘の日々へ。

そして、あられがウチに来てから約2年後、一人で留守番する時の可哀そうな姿から多頭飼いを検討し始めました。なんたって出かける時も帰宅時も窓から外を見ていたもので。

多頭飼いの注意点は、なんといっても犬同士の不仲でしょう。喧嘩続きでずっと苦労する、下手すればどちらかが怪我したり、最悪死亡も・・・。考えた末、「先住犬より明らかに弱い、性別も違う、できれば年下」で、つまりは権力争いにならないか、もしくはすぐに決着がついて長期化が避けられる組み合わせにしようと決めました。そして、友人の主催する保護犬譲渡会に挑んだのです。

2頭目もやっちまった!

譲渡会場のセンターでひときわうるさく吠える犬。なのに、ダンナの「あれ、好きな犬種なんだ」の一言から検討開始。いやぁ、あの吠え方はやばいでしょう・・と思いつつも、「小さい(あられの3分の1くらい)」「性別違いの男の子」「年は同じくらい?」と条件はほぼクリアしていました。

気になる吠えも、私たちが近寄るとピタっと止まるので、一旦トライアルしてみようかと申し込んだ、それがしんのすけくんです。

またもや「ジャックラッセルテリア」なる犬の研究から←世界一飼いにくい小型犬といわれる…?2頭目もやっちまった!

「身体の筋肉が発達、軽自動車にF1のエンジンを積んだ感じ」「やんちゃで頑固で負けず嫌い」「一度興奮するとなかなか落ち着かない」「狩猟犬のため勇敢で、見知らぬ人や動物に吠えやすい」・・・いや、もう、調べてから譲渡会行こうよ、自分💦 

・・・しかし、来てしまったものは仕方ない。飼いにくい×飼いにくい組み合わせでの生活が始まることとなりました。狭小住宅でお隣との距離も近い我が家で他人様にご迷惑をおかけしない犬たちでいてもらわないとと、日々の書籍やネットでの研究、やってみて失敗、うまく行かないなどの試行錯誤の日々です。

良い子たちと、怖いと思ったこと

毎週のドッグラン通いでしつけの成果を検証しながら、犬の本能やDNAの知識、しつけのノウハウが身に付くことになったのです。その結果、うちの2頭の子らは、「宝くじ一等に当たるくらいのラッキーだよ」と犬友だちにいわれるほどのお行儀のよい良い子たちになってくれました。ホッ!

さらにしつけが進むにつれて私が怖いと思ったことは、「この子たちは、人間の支配下に常におかれる」という事実です。飼い主に従ってくれるほか、私が買ってきたもので遊び、差し出すものを食べます。当たり前ですが、この子たちが自分で勉強して健康のために食品を選んだり、カッコよくなりたいからと自由に運動したり、ダイエットしようとして量をセーブしたりすることはないのです。

店長の決意―資格の取得と皆様へのご提供できるもの

飼い主の責任が重い。しかし、SNSのコミュニティを見れば、愛犬の病気で苦しむ飼い主の方がたくさんいらっしゃるのです。「痛そうに苦しげな愛犬を見るのがつらい」「何も食べてくれない、どうしたらいいの?」・・・飼い主さんも苦しいのですが、本犬たちが最も苦しい・・・。

飼い主の選択ひとつで犬の死ぬまでのQOLが決まってしまう。そこで、私は犬の健康にコミットすべく「ペットフーディスト」の資格を取りました。本当は手作りフードを食べさせたいけれども、会社勤めの身ではそこまで時間が取れません。だから、せめて正しいものを選択できるようになりたかったのです。

加えて、今の日本は、あちらこちらで災害が起きています。家に置き去りにされる犬たち、避難所で嫌われる犬たち・・・そこにも飼い犬の災難があり、東京もいつ見舞われるか分からない。そこで、「ペット災害危機管理士」の資格も取りました。

このようにして、なんとか獲得したしつけや食品、危機管理のノウハウを全国の愛犬家の皆様にもお役立ていただきたいと考えました。

犬のDNAや本能を理解し、彼女ら彼らに無理のないライフスタイルを―。虹の橋に移住するその時まで飼い主さんとの生活が愛情と健康に彩られた日々であってほしい。それでこそ、人間よりも短い寿命をまっとうした彼女ら彼らを祝って、笑って送り出してやれることにつながると信じています。

そして、犬の健康を本気で考える飼い主さんのために「あらしん堂」を立ち上げました。完全無添加なフードや安全なケア用品を厳選し、そして食品やしつけのノウハウも併せてお届けすることにしました。1頭でも多くのワンコに身体と心の健康が届きますように。

この記事の著者

三好 美佐子

野犬だった「あられ」、保護施設にいた「しんのすけ」との生活7年め。甲斐犬、ジャックラッセルテリアの養育難度の高さに必死に躾や犬の栄養を学ぶうちに、動物の真の健康と幸せを深く探求するようになる。金融機関での勤務歴35年、「社会貢献と幸せな消費が結びつく意義」に賛同する同僚たちに支援される形で起業した。

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