犬の記憶力~見ならいたい犬の発想
他人を恨んだり、昔のイヤなことをぐちぐちこだわっている人をみると、どうしても教えてあげたくなる犬の特性があります。それは、犬の記憶についてです。
犬にも記憶がありますが、その記憶の働きは人間とは少し違います。犬にとっての過去とは何か、そして私たち人間も見ならいたい犬の発想をご紹介します。
犬にとっての過去
犬には長期記憶と短期記憶があり、長期記憶は学習や経験に基づいて特定の行動を覚えたり、場所や人に対して感情を持ったりします。ただし、犬が「過去を振り返る」という概念は、私たちが考えるような意味合いではなく、犬が過去のことを反省したり感傷的になることはありません。
例えば、飼い主が家に帰ってくると嬉しそうにするのは、過去に家に帰ってきたときに楽しい出来事があったからその「楽しさ」を記憶しているためです。
逆に、虐待されたトラウマについても、あの時の痛みを思い出して辛い思いをぶり返しているのではなく、体感学習からくる条件反射のようなもので、震えたり、ついクチが出たりしています。
私たちも見ならいたい今を生きる姿勢
犬には過去の個別エピソードについて明確な記憶がないために、犬は「今を生きる」動物といえます。今が楽しければ幸せであり、過去の痛かったこと自体を思い出して、辛くなったりその相手や環境を恨んだりしているわけではありません。
このことは、酷い目に遭ってしまった犬を助ける、保護する時には押さえておきたいものです。過去にどんなことがあっても、今が幸せならそれでOK。過去の痛みや辛いエピソードは思い出さないため、これから先に幸せが続けば幸せな一生で終わることができるのです。
犬を保護した時は、その子の過去に思いを馳せるよりも、今から全力で一生涯を楽しく幸せにしてあげることです。犬の世界は「終わりよければすべて良し」です。
可哀想な過去を持つ犬を迎え、同情からしつけをしなかったり甘やかしていると、また飼い主も犬も不幸になるかもしれません。これから先を幸せに生きるためにも、むしろ、しっかり人間社会に順応できるようにしつけをしましょう。
これは、私たちも見ならいたい部分。過去に辛いことがあってもその環境や相手、周囲の人をいつまでもグズグズ恨むのは時間の損失なので、「そんなこともあったかもな~」くらいにして、今と未来を全力で楽しくすることに全精力を注ぎたいものですね。
これは、犬が短い生涯を精一杯有効に生きるために神様が授けた特性なのかもしれません。
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