【手遅れになる前に】犬の肝臓病を防ぐための完全ガイド|食事・サプリ・日常ケアまで徹底解説 | あらしん堂

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【手遅れになる前に】犬の肝臓病を防ぐための完全ガイド|食事・サプリ・日常ケアまで徹底解説

#犬 肝臓

「肝腎(かんじん)」という言葉があるように、肝臓は生命維持に欠かせない重要な臓器です。特に犬の肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、症状が現れにくいため、病気が進行してから気づくことが多いのが特徴です。

だからこそ、愛犬の健康を守るために、日常的に肝臓のケアを意識することが重要です。

犬の肝臓の役割とは?

食べ物から取り込まれた栄養は、すべて肝臓を通って体内に行きわたります。肝臓は過剰な栄養素を蓄積する機能を持ち、また、毒素を排出するフィルターの役割も担っています。

その他にも様々な機能がありますが、主な役割は以下の通りです。

  1. 解毒作用:食品添加物や薬、環境中の有害物質を分解・解毒します。
  2. 代謝機能:脂肪、糖、タンパク質の代謝を調整し、エネルギーを供給します。
  3. 胆汁の生成:脂肪の消化・吸収を助ける胆汁を分泌します。
  4. 栄養の貯蔵ブドウ糖、ビタミン、ミネラルなどを蓄え、必要に応じて供給します。
  5. 免疫機能:体内に侵入した細菌やウイルスを排除する役割を持ちます。

これらの働きがスムーズに行われることで、犬の健康が維持されます。

また、肝臓はダメージを受けても再生能力が高い臓器ですが、繰り返し負担がかかると再生が追いつかなくなり、慢性的な肝機能障害を引き起こす可能性があります。特に老犬では肝臓の機能が低下しやすいため、若いうちから健康管理を意識することが重要です。

人間と犬の肝臓の違い

犬の肝臓は人間と基本的な機能は同じですが、いくつかの重要な違いがあります。

  1. 解毒能力の違い
    • 人間はアルコールを分解できますが、犬の肝臓はアルコールを分解できません。わずかな量でも中毒を引き起こす可能性があるため、犬にアルコールを与えてはいけません
  2. 薬の代謝の違い
    • 犬は人間とは異なる代謝経路を持っているため、人間用の薬を安易に与えると危険です。例えば、アセトアミノフェン(解熱鎮痛剤)は犬にとって毒性が高いことで知られています。
  3. 脂肪の代謝
    • 犬は高脂肪の食事に比較的適応していますが、過剰な脂肪摂取は「急性膵炎」などのリスクを高めます。
  4. 肝疾患の発症傾向
    • 一部の犬種(ダルメシアン、シーズー、ラブラドール・レトリーバーなど)は先天的に肝臓の機能が弱い傾向があります。犬種ごとのリスクを理解し、適切な食事やサプリメントを考慮することも大切です。

これらの違いを理解し、適切な食事やケアを心がけることが重要です。

犬の肝臓を大切にするために注意すべきこと

犬の肝臓を健康に保つためには、以下のポイントを意識しましょう。

  1. バランスの取れた食事
    • 抗酸化食品(ビタミンC・Eを含む野菜や果物)を適量与える。
    • 脂肪肝を防ぐために、過剰な脂質・糖質の摂取を控える
    • 良質なタンパク質(鶏肉、魚、大豆など)を適量摂取する。
    • 肝機能をサポートするサプリメント(ミルクシスル、タウリンなど)を活用する。
  2. 適度な運動
    • 運動不足は脂肪肝のリスクを高めるため、定期的な散歩や運動を心がける。
  3. アルコールや薬の管理
    • 犬には絶対にアルコールを与えない
    • 獣医師の指示なしに人間用の薬を与えない
  4. ストレス管理
    • ストレスは肝機能低下につながるため、適度に遊ぶ時間を確保し、安心できる環境を整える。
    • 多頭飼いの場合は、犬同士の相性にも注意し、ストレスの少ない環境を作る。
  5. 定期的な健康診断
    • 肝臓の異常は症状が現れにくいため、定期的な健康診断(血液検査、肝機能検査)を受けることが重要。
    • 若いころからの健康診断を習慣化することで、早期発見・早期治療が可能になる。

まとめ

犬の肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるほど、症状が現れにくい臓器ですが、健康維持には欠かせない役割を担っています。

バランスの取れた食事、適度な運動、ストレス管理、アルコール・薬の管理などを意識し、定期的な健康診断を受けることで、愛犬の肝臓の健康を守りましょう。

人間と犬では肝臓の働きに違いがあるこ都に注意。特にアルコールや薬は犬にとって毒性が高いため、慎重に取り扱いましょう。

また、犬種によって肝臓疾患のリスクが異なるため、愛犬に合った健康管理を行うことが大切です。サプリメントの活用や適切な食事、運動習慣を見直し、大切な愛犬の肝臓を守ることが、長生きの秘訣となります。

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この記事の著者

三好 美佐子

野犬だった「あられ」、保護施設にいた「しんのすけ」との生活7年め。甲斐犬、ジャックラッセルテリアの養育難度の高さに必死にしつけや犬の栄養を学ぶうちに、動物の真の健康と幸せを深く探求するように・・・。金融機関での勤務歴35年、「社会貢献と幸せな消費が結びつく意義」に賛同する同僚たちに支援される形であらしん堂をはじめました!

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