数え方:あなたの愛犬は「匹」?「頭」? | あらしん堂

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数え方:あなたの愛犬は「匹」?「頭」?

#動物の数え方#匹と頭 どちらが正しい#匹と頭の使い分け

犬の数え方は1匹、2匹・・・なのか、1頭、2頭なのか・・・。虫と同じに匹というには大きい、馬と同じに頭というには小さいような気がして、どちらが正しい使い方なんだろう? 気になったことありませんか?

あまり実用性はないかもしれませんが、犬に使う助数詞について掘り下げてみまっす!

「匹(ひき)」の使い方

主に 小型の動物 を数える際に使用されます。たとえば、以下のような動物が該当します。

  • 犬(小型犬)
  • うさぎ
  • ネズミ
  • 昆虫

「頭(とう)」の使い方

主に 大型の動物 を数える際に使用されます。例えば、以下のような動物が該当します。

  • 犬(大型犬)
  • ゾウ
  • キリン
  • ラクダ
  • シカ

で、どうするの?

犬は両方に入っていますね。大きさで異なるようですが、どこまでが匹でどこからが頭なのでしょう? ・・・ということで、もう少し調べるとこんなことが出てきました。

自分が素手で戦って勝てる相手が「匹」、勝てない相手が「頭」

この定義はすごい!

何がすごいって、基準が極めて明確でありながら、極めて主観的で属人的なところが。これでは、子どもが数えるときと、お相撲さんやプロレスラーが数えるときで違ってくることに💦

表現する主体によって助数詞が違っても、別に問題は生じないんですよね、実際。・・・店長はこの定義が好きで、採用することにします!

わが家の場合はどうなるか?

甲斐犬もどきのあられさんに素手で勝てる気がまったくしません。死ぬまで戦うルールだったとすると、相手に致命傷を負わせる武器と筋力と俊敏さを持つのは明らかにあられの方です。

一方、ジャックラッセルテリアのしんのすけには負けないと思います。体重が4.5kgしかなく、暴れても持ち上げることが可能。死ぬまで戦うなら、こちらも血だらけにはなるかもしれませんが、致命傷は負わないでしょう。

つまり、わが家の家族構成は「人間2人、犬1頭、犬1匹」ということになります。
・・・なかなかに面倒くさい💦 でも嫌いじゃない(笑)

例外的な動物の数え方

ついでに、犬以外の数え方もご紹介します。

●ウサギは「羽」か「匹」か?

うさぎは、かつて「鳥」と同じように「羽(わ)」で数えられていました。

その理由は諸説あり、獣を食べてはいけないお坊さんがウサギを鳥類とこじつけて食べたためという説や、ウサギの大きく長い耳が鳥の羽に見えるためとする説などが有力です。

しかし、現代の教科書では「匹」で数えることが適切としています。

●蝶は「頭」か「匹」か

蝶は昆虫ですが「頭」と数えられていました。これも諸説あるのですが、学者さんの書く論文では研究対象の個体を「head」と書くのですが、蝶の研究が盛んな西洋で蝶も「head」で数えられ、その直訳「頭」がそのまま伝わったとの説があります。

しかし、今では、蝶についても「匹」を使うことが相当とされています。

イルカやクジラは「頭」か「匹」か?

イルカやクジラは魚に似た形、似た生活をしていますが、哺乳類ですので「尾」は使いません。「匹」か「頭」が適切で、大型の個体に対しては「頭」、小型の個体には「匹」が使われます。

犬と同じ扱いですね。これを前述の定義にあてはめると・・・
イルカやクジラと素手で戦う?

戦う場所によりますね。海なら完敗、地上なら時間が立てば確実に勝利に・・・
ダメだこりゃ・・・

因みに、クジラとイルカの違いは単純に大きさだけです。
◆成年の体長が4m未満→イルカ
◆成年の体長が4m以上→クジラ
イルカが匹、クジラが頭‥・ではダメでしょうか?
日本語は深いですね・・・

愛を失った子たちの命を救うため、売上から保護活動を支援します。
命をつなぐお買い物に、是非ご参加ください。

ほっこりするお絵描きムービーはこちら


この記事の著者

三好 美佐子

野犬だった「あられ」、保護施設にいた「しんのすけ」との生活7年め。甲斐犬、ジャックラッセルテリアの養育難度の高さに必死にしつけや犬の栄養を学ぶうちに、動物の真の健康と幸せを深く探求するように・・・。金融機関での勤務歴35年、「社会貢献と幸せな消費が結びつく意義」に賛同する同僚たちに支援される形であらしん堂をはじめました!

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