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犬のお留守番準備とトレーニング、注意点【ガイド】

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犬は家族だから、というよりも群れで行動するのが本来の犬ですので、一人だけ置いていかれる精神的なダメージは小さくないようです。

どこにでも連れて行きたいところですが、冠婚葬祭時などどうしてもお留守番させなければならない場面が出てきます。愛犬が安全かつ快適に過ごせるようにするためには、事前の準備とトレーニングが欠かせません。

本記事では、犬をお留守番させる際の準備やトレーニング方法、注意点を詳しく解説します。さらに、お留守番のメリットもご紹介します!

お留守番の準備

1. 安全な環境を整える

  • 危険物の除去:コード類、掃除用具、観葉植物(犬に有害な種類)など、誤飲や怪我のリスクがあるものは片付けましょう。
  • サークルやケージの活用:行動範囲を限定することで物理的な安全性が高まります。加えて、野生の犬は巣穴に住んでいたので、四方を囲まれた巣穴の方が安心感があるためです。

2. 適切な温度管理

  • 室温を快適に保つことが大切です。エアコンやヒーターを使用し、夏場は涼しく、冬場は暖かくしておきます。犬に快適な室温は、ダブルコート犬種で20℃~23℃、シングルコート犬種で22℃~25℃くらいです。

3. おもちゃや知育トイの用意

  • 噛むおもちゃや知育トイを置くことで、退屈を防ぎ、ストレス軽減に繋がります。

4. 事前の散歩や食事

  • エネルギーを発散:お留守番前にしっかり散歩をして体力を消耗させておきましょう。
  • タイミングを工夫:食事はお留守番の少し前に与えることで、リラックスした状態で過ごせます。

お留守番トレーニング

1. 短時間から始める

最初は数分間の留守番からスタートし、徐々に時間を延ばしていきます。家の人が出かけると、最初は「もう帰ってこないのでは‥」と不安になります。短い時間から徐々に時間を延ばすことで数をこなせば、家族は出かけても帰ってくるものだと学習します。

帰宅時に大げさに反応せず、自然体で接することで「お留守番=特別なことではない」ことを教えます。

2. クレートトレーニング

  • クレートを安心できる場所と認識させます。おやつやお気に入りのタオルを入れて、短時間から過ごす練習をしましょう。

3. 一人遊びの練習

  • 飼い主が家にいる間でも、おもちゃや知育トイを使って1匹で遊ぶ練習をします。

4. 音に慣れさせる

  • 外出時の生活音(テレビの音や話し声)を流しておくと完全な静寂を避け、不安を軽減します。
  • 犬は耳がよいので、小さく流しておけばよいでしょう。

お留守番の注意点

1. お留守番時間は6~8時間以内が目安

長時間のお留守番はストレスや体調不良の原因になります。8時間以上の留守番は虐待といわれる場合もあります。どうしても難しい場合は、ペットシッターの利用を検討しましょう。

2. モニタリングの活用

ペットカメラを設置して、外出先から様子をチェックするのも飼い主にとっての安心材料になります。

3. 留守番後のケア

帰宅後は愛犬をたっぷり褒めて、散歩や遊びでストレスを解消してあげましょう。

犬をお留守番させるメリット

本来ならばさせない方がよいお留守番ですが、一方で、以下のような良い面もあります。

  1. 自立心が育つ
    飼い主がいない時間に慣れることで、犬が自立心を持つようになります。
  2. リラックスできる時間の提供
    お留守番が習慣化すれば、飼い主がいない間もリラックスして過ごせるようになります。
  3. 社会化の一環
    一人でいることを学ぶことは、犬の社会化トレーニングの一環としても有益です。

まとめ

犬のお留守番は適切な準備とトレーニングがあれば、ストレスを最小限に抑え、安全かつ快適に過ごすことが可能です。少しずつ練習を重ねることで、愛犬が安心してお留守番できる環境を整えましょう。この記事を参考に、愛犬との生活をより充実したものにしてください!

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この記事の著者

三好 美佐子

野犬だった「あられ」、保護施設にいた「しんのすけ」との生活7年め。甲斐犬、ジャックラッセルテリアの養育難度の高さに必死に躾や犬の栄養を学ぶうちに、動物の真の健康と幸せを深く探求するようになる。金融機関での勤務歴35年、「社会貢献と幸せな消費が結びつく意義」に賛同する同僚たちに支援される形で起業した。

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