【徹底解説】犬の肉球の役割とケア方法|可愛いだけじゃない大切な働きとは?
はじめに|肉球って実はすごい!犬にとっての大切な役割とは?
「ぷにぷにしていて可愛い」「匂いが好き!」と、犬の肉球は飼い主さんにとっても魅力的なパーツですが、実は単なる飾りではありません。
犬にとって肉球は、歩く・走る・感じる・守るなど、さまざまな重要な機能を持つ「命を支える部位」です。
今回は、犬の肉球の役割や構造、気をつけたいトラブル、そして日々のケア方法までを、わかりやすく解説します。

犬の肉球に隠された5つの重要な役割
1. 衝撃を吸収するクッションの役割
犬は走ったりジャンプしたりするとき、足に大きな衝撃が加わります。肉球はその衝撃を吸収し、関節や骨への負担を軽減するクッションのような役割を果たしています。とくに活発な犬やシニア犬には重要な機能です。
2. 地面をしっかり掴むグリップ力
肉球の表面にはザラつきがあり、地面との摩擦を生んで滑り止めの働きをしています。ツルツルした床や段差でも踏ん張れるのは、この機能のおかげ。
3. 温度を感じるセンサーの役割
肉球には温度を感知する神経が張り巡らされており、地面の熱さや冷たさを感じることができます。
ただし、人間より鈍感なため、真夏のアスファルトや冬の氷点下の地面では火傷・凍傷のリスクも。飼い主の配慮が欠かせません。
4. 汗腺があり、わずかながら体温調節も
犬の身体にはほとんど汗腺がありませんが、唯一汗をかく場所が肉球です。ストレスや緊張で湿ることもあり、肉球の湿り具合が感情のバロメーターになることも。
5. 歩行音を和らげる“サイレンサー”機能
野生時代の犬たちにとって、音を立てずに歩くことは狩りの成功に直結する命の技術でした。
肉球はその「静音機能」を担う、大切な役割を持っていたのです。

注意!肉球に起こりやすいトラブルとは?
肉球は丈夫なようでいて、実はとてもデリケート。
以下のような症状が出ていたら、早めにケアが必要です。
トラブル | 主な原因 | 対処法 |
ひび割れ・乾燥 | 空気の乾燥、加齢、摩耗 | 保湿バームや天然オイルで保湿 |
火傷 | 熱いアスファルトや砂浜 | 真夏の昼間の散歩を避ける、靴を履かせる |
切り傷・擦り傷 | ガラス、砂利、鋭利な物 | 傷の洗浄と保護、必要なら動物病院へ |
炎症や赤み | アレルギー、接触性皮膚炎 | 原因除去と適切なケア |
今日からできる!肉球のケア方法
1. 散歩前に地面の温度チェック
手の甲で地面を5秒以上触って、熱すぎないか・冷たすぎないかを確認。特に夏と冬は要注意です。
2. 肉球用の保湿バームで乾燥対策
ガサガサしてきた肉球には、天然成分のバームや保湿オイルをこまめに塗ってあげましょう。
人間用のハンドクリームは使用NG。犬専用のものを使ってください。
3. 散歩後の足チェック&拭き取り
散歩の後は、足の裏に異物や傷がないかをチェックし、ウェットシートやぬるま湯で拭き取りましょう。
4. 毛と爪のカットも大切
肉球の間からはみ出た毛が滑りやすさを招くことも。
こまめに毛・爪のチェックとトリミングをしましょう。
まとめ|ぷにぷにの肉球は、犬の“命の土台”
犬の肉球は、見た目以上に多機能で大切なパーツです。
健康な肉球を保つことは、元気に歩き、走り、遊び続けるために欠かせません。
ぜひ、今日から「肉球ケア」を始めてみてください。
愛犬との時間が、もっと快適で、もっと幸せなものになりますように。
☆彡あらしん堂サポート
肉球のケアは外からの保湿だけでなく、内側からの栄養補給も大切です。
とくに、皮膚や肉球をつくるために欠かせない「良質なたんぱく質」や「オメガ脂肪酸」は、食事やおやつからしっかり補ってあげたい栄養素。
あらしん堂では、高タンパク・低添加のおやつを厳選して取りそろえています。
- がしがし馬アキレス:噛むことで唾液が出て口腔ケアにも◎
- ぱきぱき秋鮭:皮膚の健康を守るオメガ3がたっぷり
- くんくん鶏ささみ:良質なたんぱく質で皮膚の再生を応援
どれも無添加&厳選素材で、健康とおいしさを両立したラインナップです。
👉 あらしん堂のこだわりおやつはこちら