【初心者必見】犬に必要なしつけは“3つだけ”|犬を守る三種の神器

「しつけ」といえば、たくさん教えなきゃ?と思っていませんか
犬を迎えたばかりの飼い主さんが、まず不安に思うことのひとつが「しつけ、何を教えたらいいの?」ということ。
「オスワリ」「フセ」「オテ」「ゴロン」「タッチ」「クルン」──YouTubeやSNSには、芸達者な犬たちの動画があふれています。
でも、それを見て焦らないでください。本当に必要なのは、「社会で迷惑をかけないための基本」だけ。つまり、「人間と安心して暮らすためのルール」だけを、シンプルに教えればいいのです。
犬に教えるべきしつけは“たった3つ”
✅ 1. オスワリ
「座る」という行為は、犬にとって「いったん落ち着く」ことを意味します。
興奮して飛びつきそうな場面、道ですれ違う人がいるとき、動物病院での待ち時間など、“落ち着いてほしい”ときに万能な合図になります。

✅ 2. フセ
「フセ」はさらに深い落ち着きをうながします。
体が地面についている状態は、犬にとって“リラックス”のポーズ。家の中でのんびりしてほしいときや、人が食事をしているそばで待たせるときにも有効です。

✅ 3. マテ
もっとも重要なコマンドです。
「動かないで」と伝えるこの言葉は、道路に飛び出しそうなときや、拾い食いを防ぎたいとき、危険から守りたいときに命を救う言葉になります。「マテ」ができる犬は、社会の中で信頼される存在になります。

「オテ」はいらない?芸は必要?
多くの飼い主さんが最初に教えるのが「オテ」ですが、オテは、実用的な場面ではあまり役に立ちません。もちろん、遊びやスキンシップの一部として楽しむ分にはOKです。でも、しつけの基本ではありません。
むしろ、「オスワリ・フセ・マテ」の3つを確実に覚えれば、お散歩も、人とのふれあいも、家での生活もずっとスムーズになります。これ以上、無理に教える必要はありません。
ただ、犬も、色々なことができるようになって褒められるのは喜びにつながりますので、そういう観点から、基本の3つを完全マスターしたあとに、覚えられるのであれば教えてあげてください。
シンプルなルールは、犬にも優しい
犬は一度にたくさんのことを覚えられるわけではありません。教えることが多すぎると、犬は混乱し、学ぶこと自体を嫌がってしまうことも。
だからこそ、まずは教えることを絞る。
それをしっかり繰り返し、確実に理解させる。それがしつけの成功のカギです。
オテ、アゴ、クルンなどの「芸ごと」はあくまでも余力があれば・・どうぞ!
「しつけ」は“できること”ではなく、“伝わること”が大事
「うちの子、オスワリは一応できるけど、外では言うことを聞かない」──それは、しつけが定着していない証拠です。
犬の理解は、「環境」「タイミング」「感情の安定」とセットです。室内で完璧でも、外の刺激があるときに聞けないなら、それは理解できていないのと同じ。
大事なのは、「どこでも」「どんなときでも」同じように反応できること。そのためには、地道な練習と、飼い主の一貫性が必要です。
「しつけに正解」はない。だからこそ、軸をもつ
犬の性格や年齢、育った環境によって、しつけの進み方は異なります。「この教え方でなきゃダメ」という正解は、ありません。けれど、「自分はなぜそれを教えるのか」という目的意識は、絶対に必要です。
その軸があれば、愛犬のしつけはブレません。
筆者が尊敬するドッグトレーナーさんの犬たち(イタリアンコルソドッグ、ボクサー、チワワなど)は、オテはできない(教えていない)そうです。身を守る役には立たないから。
しかし、マテ、オスワリ、フセは声だけで確実にコマンドに従います。完璧!
まとめ|しつけの“本質”を見失わないことが大切
- オスワリ=落ち着き
- フセ=安心
- マテ=命を守る
この3つができれば、犬は人間社会で“迷惑をかけない存在”になります。周囲の人への配慮であると同時に、犬が「安心して暮らせる」環境を守ることにもつながるのです。
たくさんのことを教える前に、まずはこの3つを「完璧に、どこでもできるように」。
それが、しつけの土台であり、愛犬との信頼を築く一番の近道です。
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しつけの基本3つを教えるには、「ご褒美」の質も大切です。
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