おやつにクッキー:与えるべき?
犬のおやつとして、クッキーやビスケットを与える飼い主さんも多いでしょう。しかし、クッキーやビスケットは主成分が炭水化物になります。炭水化物はエネルギー源として以外はあまり必要なく、与えることにはメリットとデメリットの両方があります。
おやつとしてのクッキーのメリット
- コミュニケーションツール
しつけのご褒美や、飼い主とのふれあいタイムにクッキーを使うことで、絆を深めることができます。乾燥していて軽いので持ち歩きやすいのもメリット。 - 少量のエネルギー補給
適量であれば、活動量が多い犬に必要なエネルギーを補給することが可能です。 - 栄養を補える場合も
質の良い無添加のクッキーには、犬の健康をサポートする栄養素(さつまいもや玄米粉など)を含むものもあります。
クッキーが不要な場合
- 主食で栄養が十分な場合
高品質なドッグフードを与えている場合、追加がなくても栄養は十分に補えます。 - カロリー過多のリスク
多くの市販のクッキーは糖質や脂質が高く、頻繁に与えるとカロリー過多になりがちです。これが肥満の原因になります。 - 甘味料や添加物のリスク
砂糖や人工甘味料(キシリトールなど)が含まれるものは、犬にとって危険です。健康を害する可能性があるため注意が必要です。
適切なクッキーの与え方
- 原材料を確認する
無添加で、砂糖や人工甘味料が含まれないものを選びましょう。特にクッキーはピンクやブルーになっていると可愛いのでつい手に取ってしまいます。でも、着色料は身体にあまり良くなく、また愛犬も色で喜ぶことはないので・・・
与えるなら、さつまいもやかぼちゃを使った手作りクッキーがおすすめです。 - 与える量を制限する
1日に与えるクッキーの量は、主食のカロリー量の10%以内を目安にしてください。
(おやつ自体の適正量が主食の10%以内です。) - 運動量に合わせる
運動量が少ない犬には、量をさらに減らすか、完全に控えることを検討しましょう。
まとめ
クッキーは、犬との楽しい時間を作るツールや、ご褒美として活用できますが、与えすぎは肥満や健康問題の原因になります。愛犬の健康を第一に考え、適切な量と質を心がけましょう。
クッキーやビスケットは形や色が可愛らしく、軽く持ち運びもしやすいので、店長も以前は使っていました。ただ、栄養素としては取扱いに注意が必要ですので、あらしん堂としては今のところセレクトしていません。
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