人間の食べ物を犬にあげていい?危険な食品・安全な食材リストと正しい対処法を徹底解説! | あらしん堂

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人間の食べ物を犬にあげていい?危険な食品・安全な食材リストと正しい対処法を徹底解説!

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「ごはんのとき、テーブルの下でじーっと見つめられて…つい、ひとくち。」「この子も家族だから、一緒に美味しいものを食べさせてあげたい。」

愛犬家なら誰でも、一度はそんな気持ちになったことがあるでしょう。飼い主さんの食べているものを欲しそうに見つめるわんこ。その姿はとても可愛く、「ちょっとだけならいいかな」と思ってしまうのも無理はありません。

しかし、人間の食べ物は必ずしも犬にとって安全なものばかりではありません。場合によっては、たった一口が命取りになることもあるのです。

この記事では、「人間の食べ物を犬にあげてもいいの?」という疑問にお答えします。与えても良いもの・絶対NGなもの、その理由や注意点まで、詳しく解説します。

人間と犬の身体はちがう!「普通のごはん」が危険になる理由

人間にとって当たり前の食べ物でも、犬にとっては毒になる場合があります。その理由は、人間と犬では「消化・代謝の仕組み」が異なるため。

たとえば私たち人間はカフェインやチョコレートを問題なく摂取できますが、犬はそれらを体内でうまく分解することができず、深刻な悪影響を及ぼします。

さらに、犬は体が小さいため、人間の「ひとくち」が思った以上に大量になってしまい、少しの量でも健康を害する危険性があります。

▶ こんなリスクがあります

  • 中毒症状(嘔吐、下痢、痙攣、呼吸困難など)
  • 肝臓や腎臓の負担 → 長期的な病気につながる
  • 肥満や糖尿病 → 寿命を縮めてしまう
  • 誤飲・窒息(骨や大きな塊)

「うちの子は平気だった」という声も聞きますが、これはたまたま個体差で症状が出なかっただけかもしれません。平気であったとしても、犬の体に負担をかけてしまうことには変わりありません

絶対に犬にあげてはいけない!危険な食べ物リスト

以下は、「少量でも危険」とされている代表的な食品です。

🛑 与えてはいけないもの

食材危険な理由
玉ねぎ、長ねぎ、にんにく、ニラ赤血球が壊れ、貧血や命に関わる中毒を起こす
チョコレートテオブロミンが心臓に負担、嘔吐・下痢・痙攣の原因
ぶどう、レーズン腎不全を引き起こすことがある(原因物質は不明)
キシリトール血糖値が急激に下がり、低血糖や肝不全を起こす
アボカドペルシンという成分が心臓・肺・乳腺に悪影響
カフェイン類(コーヒー、紅茶、緑茶など)神経系に悪影響、痙攣や不整脈を引き起こす
アルコール(料理酒、みりん含む)呼吸困難、昏睡、最悪の場合死亡の可能性
生のイカ・タコ・エビ・カニ消化不良・ビタミンB1欠乏症を引き起こす
鶏や魚の骨喉や消化管に刺さり、内臓を傷つける危険

これらはごく一部の例です。特にネギ類、チョコ、キシリトール、アルコールは少量でも命に関わります。

与えてもOKな人間の食べ物(ただし無味・無添加に限る)

一方で、正しく選べば犬も安心して食べられる人間の食材もあります。

🟢 条件付きで与えても良いもの

食材ポイント
ささみ茹でて脂・塩分を取り除く
白身魚(タラ、鯛など)骨をしっかり取り除き、加熱する
かぼちゃ、さつまいも味付けなし、加熱する
にんじん、ブロッコリー茹でると消化しやすい
りんご種と芯を完全に取り除く
バナナ皮をむいてそのまま
無糖・無脂肪ヨーグルト乳糖不耐症でないか様子を見ながら少量を与える

どの食材も「少量」「味付けなし」が大原則。油や塩、砂糖、醤油、みりん、バター、コンソメなどの調味料はすべてNGです。

こんな時はすぐに動物病院へ!

もし以下の症状が見られたら、すぐに動物病院に連絡しましょう。

  • 嘔吐や下痢が止まらない
  • ぐったりしている
  • ふらつきや痙攣がある
  • 呼吸が荒い、苦しそう
  • 目の焦点が合わない、意識がもうろうとしている 

 「食べたものが何か分からない」「量が分からない」場合でも、早めに相談を。また、症状がなくても「危険な食べ物リスト」にある食品を飲み込んだら、獣医さんに行っておくのが賢明です。

まとめ|愛犬へのいちばんの愛情は「知識とルール」

犬にとって人間の食べ物は、香りも味も魅力的。でも、そのひとくちが命にかかわるかもしれません。

「ほしがるからあげる」のではなく、「守るためにあげない」。
それが本当の愛情です。

一緒に楽しいごはんタイムを過ごすなら、「犬専用のご褒美おやつ」や「無添加のおやつ」を選びましょう。安心できる素材で、愛犬と笑顔の毎日を。

次回の記事では、「昔の犬はみんなごはんに味噌汁をかけてあげていたんだ。だから大丈夫だって!」という、研究の進化をご存知なく、止めても止めても食べさせてしまう人への対策を考えます。

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この記事の著者

三好 美佐子

野犬だった「あられ」、保護施設にいた「しんのすけ」との生活7年め。甲斐犬、ジャックラッセルテリアの養育難度の高さに必死にしつけや犬の栄養を学ぶうちに、動物の真の健康と幸せを深く探求するように・・・。金融機関での勤務歴35年、「社会貢献と幸せな消費が結びつく意義」に賛同する同僚たちに支援される形であらしん堂をはじめました!

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