譲渡会レポート!
あらしん堂店長が参加している「東村山わん友会」と「東村山市役所有志」共催の譲渡会「ワンニャン_マッチングイベント」が11月23日(土)10時~ 開催されました。今回はその様子をレポートしていきます!
屋外開催に試練?心地よい晴天も、強風!
朝8時20分ごろにイベント会場に着くと、すでに市役所の方が大勢、設営に取りかかっていました。お天気には恵まれ心地よい晴天ですが、この日は強風。テントも物販ブースも風に煽られまくり・・・ これ何の修行なの・・・という感じで。
この写真では強風が分かりづらいですが、なにげにお姉さんに寄り添って風から身を守るしんのすけが右端に映っています・・・
市役所メンバーの的確な判断でテントは撤去(さすが公務員!)、テーブルクロスも断念し配置も変えて設営を進めました。
いよいよスタート
こんな強風にもかかわらず始まってみると、出だしから盛況感!
いつの間にか、広い外の会場に人がいっぱいになっていました。
あ、東村山市の渡部市長がみえました。ちょっとパタリロ似の可愛めご尊顔、初めて直接拝見しました。
どの子も可愛くて、おとなしくて素直
犬は、わん友会史上最多の8頭参加ですが、どの子もおとなしくて素直な印象です。ケージのなかで水飲み皿をひっくり返し水浸しになるアクシデントがありましたが、初めて接触する私の指示通りの場所に移動し、抱えても抵抗せず、スムーズにお掃除させてくれました。
猫さんもいます。
譲渡会開催の意義
会場の外では市役所職員の方々がプラカードを首から下げつつ「譲渡会やっています!見ていってくださ~い!」と大きな声で道行く人を呼び込んでくれています。
それに誘われて寄ってくれた人に話しかけていたのですが、
「今、犬を買いに行く途中で、たまたま通りかかって寄りました。このトイプードルはいくらで売っているのですか?」という方がいたので、「ワクチンなど実費はありますが、それ以外にお金はいただいていません」と答えたたら、「え、タダなんですか!」と驚かれました。
保護犬~譲渡会といった世界の存在をご存知なかったのだろうと思います。昨年里親になった私の同僚も、犬はペットショップでしか出会えないものと思っていたと言いますので、珍しいことではないのかもしれません。
結局、そのご一家は2頭選んでお申込みいただきました。こんな啓蒙になることも、譲渡会開催の大きな意義だなぁと実感しました。
初めての犬を検討される方も少なくなかったようで、会場にいる犬種別の性格やしつけ方などの質問にお答えしたり、楽しいコミュニケーションの時間となりました。
しんのすけもちゃんと仕事しましたヨ。彼は、小学生くらいの子たちに「犬のお散歩体験」を提供しました。そういう時に模範的に歩ける本番強さがあり、その結果、気に入られて「この子が欲しい~」と言われてしまいましたが💦
一方、あられは人混みが苦手なので物販店舗の裏に控えていましたが、中型雑種犬の根強いファンに発見されて、何度も撫でに来る人に対応しました。
「この子は何歳ですか?7歳? 7歳か・・・寿命が15年として、どうしようかな。」と・・え、何?検討してるの!!! というシーンも・・・(笑) 危ない、危ない💦
これからも続けていきたいね
3時間、あっという間に時が過ぎ去った感がありますが、たくさんの方にお申込みいただき、1頭でも多くの子が家庭を見つけることができれば、それだけでやった甲斐があります。
今回、ペットサロンにチラシを置いてもらうお願いをしたり、散歩中に話しかけてきた人に宣伝してみると、「東村山市役所の方が主催」という説明が相当受け入れられやすかった体感があります。
さすが「公的」の威力。
この会が第一歩となって、やがては東村山市で予算もつき、インフルエンサーも招聘するなど、保護犬の存在から殺処分の問題意識まで啓蒙できるほどに本格的なシリーズになればいいな~と考えています。
今回、発起・企画のうえ準備万端に現場を整えていただいた東村山市役所有志メンバーと、絶対に盛り上げなければならないという使命感で頑張ったわん友会の面々に、心からの感謝と敬意を表したいと思います。