愛犬の拾い食いを防止する5つの方法|安全と健康を守るためにできること
愛犬が散歩中に落ちているものを拾い食いするのは心配ですよね。特に危険なものを誤って口に入れてしまうと、健康に悪影響を及ぼし、最悪の場合は命を落とす可能性があります。本記事では、拾い食いの原因と効果的な対策について詳しく解説します。
拾い食いする理由
犬が拾い食いする理由は、まずはそれが本来の姿であるからです。人間以外の自然界の動物はすべて、木の実や小動物、落ちているものを食べて生きています。人に飼われ安定的に食べ物が供給されても、やはり本能として残っているほか、以下のような原因も考えられます。
- 興味・好奇心:匂いや形に惹かれて。
- 栄養不足:特定の栄養素を補うために拾い食いをするケースもあります。
- 退屈・ストレス:運動不足やストレスを感じている場合にも拾い食い行動が見られます。
拾い食いを防ぐための基本的な方法
今そこの道端に何か食べ物が落ちている時に飼い主がどうすべきか、恒常的な拾い食いにどう対応すべきか、基本的な対策を5つご紹介します。
1. リードでしっかり管理する
リードを短く持ち、愛犬が危険なものに近づかないようにしましょう。視線を外さず、何かを拾い食いしようとした際にはすぐに注意できる状態にしておくことが大切です。
ただ、グイっと引いてしまうと逆に欲しい気持ちがかきたてられる可能性もあるので、落ちている食べ物にそれ以上近づけない状況を作るような感じでストップをかけましょう。
2. 「離せ」や「待て」のコマンドを練習する
拾い食いを防ぐためには、愛犬に「離せ」「待て」といった指示をしっかり教えることが重要です。どんな状況でも指示に従えるようにトレーニングすることで、万が一の場合に備えることができます。
3. ダメをしっかり伝える
落ちているものを食べることは犬の本能ですが、リーダー(飼い主)の許可があって食べることも犬の群れの本能でもあります。拾い食いしようとした時、口に入れた時には「ダメ」であることをしっかり伝えましょう。
4. フードの見直し
拾い食いが頻繁な場合は食事の内容を見直してみましょう。必要な栄養が十分に足りているか確認し、バランスの良い食事を与えることで、拾い食いの動機を減らすことができます。
5. 専用の防止グッズを活用する
拾い食い防止用の口輪を活用することも一つの方法です。口輪がストレスにもなり抜本的な解決になりませんが、極端に何度も拾い食いを繰り返す場合、短期的な安全対策としては確実でもあります。
実際のしつけ適用
上記の対策は、今すぐ拾い食いを避ける方法だったり、本能があまり強くない場合のスタンダードな対応方法です。次の記事では、本能が強い愛犬にもやってほしい抜本的な解決策、具体的なトレーニング方法を紹介します。
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