量より回数|大型犬にも小さいおやつ!

愛犬におやつをあげるとき、「大きいおやつを一度にあげる」よりも、「小さいおやつを何回かに分けてあげる」方が、犬がより喜ぶことをご存知ですか?この記事では、その理由やメカニズム、さらに大型犬への適用やトレーニングでの活用方法をご紹介します。
なぜ、小さいおやつを複数回に分ける方がいいの?
犬にとって「おやつ」は、食べ物そのもののみならず、シチュエーション全体が喜びにつながっています。これにはいくつかの要因があります。
- 「もらう回数」が喜びを増幅させる
犬は「おやつをもらった!」という経験そのものが嬉しいものです。そのため、大きいおやつを一度もらうよりも、小さいおやつを複数回もらった方が、「ご褒美をもらった」という感覚を何度も味わえます。 - 本能的な満足感
犬はもともと、自然界では何度も食べ物を探し当てることで満足感を得る生き物です。小さいおやつを何回かに分けてあげることで、この「本能的な満足感」をより引き出すことができます。 - 食べ過ぎを防げる
大きいおやつを与えると、一度に多くのカロリーを摂取してしまうことになります。小さいおやつを分けて与えることで、犬が過剰に食べてしまうリスクを減らしながら、喜ぶ回数を増やすことができます。
大型犬にも小さいおやつが適している理由
大型犬といえば体が大きい分、「おやつも大きくなければ満足しないのでは?」と思われがちですが、実はそうではありません。大型犬でも、小さいおやつを与えることで十分に満足させることができます。その理由は次の通りです。
- おやつはご褒美としての役割がメイン
おやつはあくまで「栄養補給」ではなく、「コミュニケーション」や「ご褒美」としての役割が中心です。大型犬も小型犬と同じく、「もらう体験」そのものが喜びにつながります。 - 十分な栄養は総合栄養食でカバー
犬の主食である総合栄養食は、必要な栄養をすべてバランスよく含んでいます。おやつはオプション的な役割なので、栄養面で大きなサイズを求める必要はありません。むしろ、カロリーの過剰摂取を防ぐためにも、小さいおやつの方が適しています。 - トレーニングやしつけにも便利
小さいおやつなら、何度も与えることができるため、しつけやトレーニングの際に効果的です。大型犬でも、成功体験を積み重ねることで学習がスムーズに進むため、小さなおやつで十分対応できます。
あるドッグカフェで、外国人の方が大きめの中型犬におやつをあげていたのですが、一回一回を小指の先くらいの大きさにちぎってあげていました。犬の飼育が上手いといわれる欧米の方のノウハウの一つなんだなぁ・・と思いつつ拝見していました。
トレーニングでのメリット:小さいおやつ×回数を増やす
トレーニングの際には、犬が何度も成功体験を積むことが重要です。小さいおやつを使うことで、以下のような利点があります。
- 短いスパンでの報酬が効果的
犬の学習は、行動と報酬がすぐに結びつくことで促進されます。小さなおやつを使えば、成功のたびにすぐに報酬を与えられ、学習の効率が上がります。 - カロリーの心配が減る
トレーニングでは、短時間で何度もおやつをあげる必要があります。小さいおやつならカロリー負担が少なく、健康面でのリスクを抑えることができます。
まとめ
犬におやつをあげるときは、「大きい1回」より「小さい3回」に分ける方が、愛犬の喜びも健康も最大化できます。特に大型犬でも、小さいおやつで十分満足感を与えられることが分かりました。
おやつは総合栄養食で補えない部分を補うオプション的な役割に留め、サイズや回数を工夫して愛犬との楽しい時間を過ごしましょう。
お勧めの無添加おやつ
愛犬に与えるおやつは、健康を考えて無添加のものや、天然素材から作られたものがおすすめです。素材そのものの美味しさを活かし、小さいサイズでも十分満足感を与えられるおやつばかりをご用意しました。大型犬の健康と喜びを両立させるためのオプションとして最適です。
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