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犬が犬を怖がる訳~先生より先輩でしょ・・・

#いぬすたぐらむ#犬 おやつ#犬 コミュニケーション#犬のいる暮らし

よく「この子は他の犬はダメだけど、人が大好きなの」とおっしゃる飼い主さんがいらっしゃいます。そして、実際にわんこもその通りだったりします。この現象について、ちょっと考えてみました。

中学時代、先生より先輩の方が怖くなかった?

皆さん、ひょっとして、中学や高校の時に先生よりも先輩の方が怖かったという経験はありませんか? 

明らかに先生の方が権威があるけれども、ただの学生の先輩の方が怖い。これは、恐らく、先生は大人なので分別があり乱暴なことや理不尽なことはしないだろうと思えるけれども、先輩は自分と同じように子どもなので、何をするか分からないといったところではないでしょうか。

犬が、自分よりかなり大きい人間よりも、自分と同じ犬の方が苦手という現象は、きっとそれと似ているのではないかなと思います。

人間が犬を見て本能のままに動くことはほとんどなく(むしろいつも撫でてくれる!)、逆に犬は本能のままに動くことがあるので怖いよ・・と。それでは、その怖い犬にうまく対応するためには、何が大事でしょうか。

コミュニケーションのスキルは大事だよね

同じことをあの人が言えば通るけどこの人が言っても通らないといったことがあります。立場によることもあるでしょうが、仕事でなく立場が関係なくても差が生じます。同じことを伝えても、コミュニケーションスキルの違いで結果が大きく変わってきます。

このことは、人間でも犬でも同じようです。わが家のあられは野犬出身のせいか、犬同士のコミュニケーションが非常に巧みです。

よく去勢していないオスの大型犬が下心をもって(?)近寄ってきます。その時、あられは、まずは小さく唸ります。2回目に来るともう少し大きな声で唸ります。3回目になると「ワン!」。4回目ではじめて手が出て、5回目になると「ガウっ!」と口が出ます。

あられからすると、静かに拒否しているうちに空気読んでよね・・というところでしょう。まだ空気が読めない子犬にも、面倒くさそうではありますが、そういう感じで段階を踏んで伝えていきます。

それが無用のトラブルを避けるための野犬の知恵なのでしょうね。

コミュニケーションは勇気と準備

仕事上でも悩ましいコミュニケーションはしばしばあります。特に相手にとって好ましくないこと、耳が痛いこと、怒られるかもしれないことを伝えるのは勇気が要ります。

うまくクリアするには、相当な準備が要るものです。まずはどういって言い出そうか、どういう言葉を使おうか、ストレートに要求をあてるか遠回しに言うか。セリフやストーリーだけでなく、電話するかメールするかLINEにするかといった伝えるツールやタイミングも考えに考え、最後はどんな言い方で終わるのか。

考えて試して成功を積み重ねて、コミュニケーションは上手くなっていきますね。

疲れます。はぁ・・・
気を使って、疲れたら、「ちくさくの湯」でリラックスするのはいかがでしょうか?寒い日、身体を芯から温め、スモーキーな薫りが心も温めてくれますよ。


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この記事の著者

三好 美佐子

野犬だった「あられ」、保護施設にいた「しんのすけ」との生活7年め。甲斐犬、ジャックラッセルテリアの養育難度の高さに必死に躾や犬の栄養を学ぶうちに、動物の真の健康と幸せを深く探求するようになる。金融機関での勤務歴35年、「社会貢献と幸せな消費が結びつく意義」に賛同する同僚たちに支援される形で起業した。

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