犬の緑内障を家庭で予防!飼い主ができる7つのケア習慣 | あらしん堂

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犬の緑内障を家庭で予防!飼い主ができる7つのケア習慣

#犬 緑内障 予防

犬の緑内障は進行がとても早く、放っておくと短期間で失明につながる怖い病気です。しかし、日常の中でできる小さな気づきやケアが、早期発見や進行予防の大きな力になります。

この記事では、愛犬の目の健康を守るために、家庭でできる予防ケアを7つご紹介します。

筆者自身の体験から伝えたいこと

実は筆者自身も緑内障です。たまたま、長期休暇を持て余して、受けてみた眼科検診で「緑内障」と診断されました。つまり自覚症状がなかったのですが、ショックだったのは、一度欠けた視野は二度と戻らないという事実。

「なんとかして治したい」と思っても、緑内障は進行を止めることはできても、回復はできない病気なのです。

この経験から強く感じたのは、予防こそが何より大切だということ。

犬は人間のように「見えにくい」と訴えることができません。だからこそ、飼い主が日々のケアと観察を通じて、愛犬の目を守ってあげることが必要不可欠なのです。

① 毎日の「目の観察」を習慣にする

犬の目はとても繊細で、異変があっても飼い主が気づかないと対処が遅れてしまいます。

🔍 チェックポイント:

  • 目が赤くなっていないか(充血)
  • 白く濁っていないか
  • 目ヤニがいつもより多くないか
  • 片目を閉じていないか
  • 目の位置や動きが不自然でないか

こうした「なんとなく、いつもと違うかも?」という直感的な違和感を見逃さないことが大切です。

② 定期的な健康診断で早期発見を

年に1〜2回の動物病院での健康チェックを習慣にしましょう。緑内障は眼圧の異常が原因で起こるため、眼圧測定が予防のカギです。

🐶 以下の犬種は遺伝的に緑内障になりやすいので、特に注意が必要です。若いうちから眼科検診を定期的に受けておくことをおすすめします。

  • 柴犬
  • ビーグル
  • シーズー
  • アメリカン・コッカー・スパニエル
  • ボストン・テリア
  • バセット・ハウンド
  • プードル
  • チワワ
  • ジャック・ラッセル・テリア

③ 紫外線から目を守る

紫外線のダメージは、目の奥の組織にまで影響を与えることがあります。特に春〜夏の日差しが強い時期は要注意です。

👒 対策例:

  • 昼間の散歩は日陰や早朝・夕方
  • 犬用サングラス・帽子・UVカット服の活用
  • キャリー移動時は日よけカバー

外出時の紫外線対策を、目の健康習慣の一部として取り入れてみましょう。

④ 栄養バランスのとれた食事を心がける

日々の食事は、目の健康を守るうえで欠かせない基盤です。目に良い栄養素を意識して取り入れることが、予防につながります。

🧡 目に良い栄養素:

  • ルテイン:網膜を光から守る
  • ビタミンA:網膜の健康維持
  • オメガ3脂肪酸:目の炎症を抑える

必要に応じてサプリメントも活用し、かかりつけの獣医師と相談のうえで食生活を見直してみましょう。

⑤ 血流を促す「適度な運動」を取り入れる

緑内障は、目の中の房水(ぼうすい)という液体の流れが滞ることで眼圧が上がり、視神経にダメージを与えます。血流が悪くなるとこの循環がさらに悪化し、症状の進行を早める原因に。

そこで重要なのが、日々の適度な運動です。

🐾 運動のポイント:

  • 毎日の散歩を無理なく続ける(朝夕15〜30分程度)
  • ドッグランで軽く走らせて全身の血行を促進
  • 高齢犬は負担をかけすぎないように、室内でも軽い動きを取り入れる

身体全体の血流が良くなることで、目の循環機能も健やかに保たれやすくなります。

⑥ ストレスをためない暮らし

犬も人間と同じように、ストレスを感じると免疫力や血流が落ち、病気になりやすくなります。緑内障のリスクを下げるためにも、心の安定は大切な予防ケアのひとつです。

🍃 ストレスケアの例:

  • 毎日の散歩や遊びで気分転換
  • 留守番の時間を短くする工夫
  • 落ち着ける空間やベッドを用意
  • 怒鳴らない・叱りすぎないなど、安心できる接し方

⑦ やさしいマッサージでリラックスケア

目に直接効くわけではありませんが、心身を落ち着かせるマッサージは、犬の生活の質を高めるサポートになります。

💆‍♀️ マッサージのポイント:

部位方法効果
耳の付け根くるくると円を描くように緊張をやわらげる
首まわり手のひら全体でなでる血行促進・安心感
背中背骨に沿ってやさしくなでるリラックス・絆づくり
腰・お尻軽く圧をかけてトントンリズムで安心感UP

⚠️ 注意:目のまわりは触らないこと。
刺激を与えると症状を悪化させる場合があります。

📝 まとめ:小さな習慣が、愛犬の目を守る

ケア内容目的
目の観察初期変化の早期発見
健康診断眼圧チェック・早期治療
紫外線対策慢性炎症を防ぐ
食事管理目の健康維持
運動血流を促し眼圧を安定させる
ストレスケア回復力を守る
マッサージリラックスと信頼関係の形成

犬は、自分の目に違和感があっても声で訴えることができませんだからこそ、飼い主の観察・判断・日々のケアが、愛犬の視力を守る命綱になります。

心から伝えたい。「予防は、未来を守る行動」です。どうか、大切な家族の“見える毎日”を守るために、できることから始めてみてください。

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