咬み癖はその犬の命を断つかもしれない
前回の記事で、咬み癖を治す方法を解説しました。咬み癖は絶対に治さないといけないと考える理由とちょっとしたメソッドをご紹介します。
咬み癖はその犬の命を絶つかもしれない
私が何があっても咬み癖は治さないといけないと意を決した事件がありました。
犬が迷子になってしまい保健所に収容された場合、そこで職員を咬んだ犬は殺処分の執行が早まり、具体的な引き出し希望があっても受けてもらえないことがあります。引き出しを希望をされていた方が悔しい気持ちを書かれたコラムで読みました。
「その犬を引き出したい希望を伝えて、咬み癖も教育して直すと約束してあったのに。お迎えに行く日程も決まっていたのに、お迎えに行ったら前日に殺処分したと言われた。決まりだからと。」
こうなってくると、咬み癖は、咬んだ相手を死傷させるリスクだけでなく、その犬自体の命にもかかわってくることになります。
また、子犬の甘噛みだからと放っておくと、エスカレートしていくかもしれません。「咬む」のは本能ですから。そのため、子犬も含めて、人間を咬むことを絶対にやってはいけない行為としてしつけておきたいと思います。
わが家で試した咬み癖治しハック
●痛い~~~ウソ泣き作戦
愛犬に咬まれたら大げさに「痛い~~~」といって泣くふりをします。次に、犬に向かって「痛いんですけど。どうするの、これ?」と言います。申し訳なさそうな顔をしてくるので、意外に伝わっているのではないかと思います。
ウソ泣き作戦で治ってくれない場合は、次に移ります。
●目には目を作戦
咬まれたら即時に叩き返します。手で軽くはたいて脅かすぐらいでいいです。お尻を「ペン!」くらいでも。
犬のしつけは、やらせたいことを教える方が簡単で、やってはいけないことを教えるのは難しく、時間がかかります。そこで、やってはいけないことをやった時にショックを与えて気づかせるわけですが、SNSなどで虐待だと批難されることがあります。本当に虐待でしょうか?
虐待としつけの境目
体罰が虐待ではなくしつけであるといえる条件は、必要性とメリハリだと思っています。
前提として、叩いてでも治さなければならないことかどうかの見極めが必要です。治さないと犬自身の命にかかわる、人の身体に深刻なダメージを与える可能性が明らかな時だけに限定します。
次に、絶対に守らなければならないのは、特定の癖を修正する時以外は絶対に叩かないことです。この一線を守らないと、一気に信頼関係が破綻し、しつけ目的でも虐待になります。
わが家では、拾い食いと咬み癖のときだけに叩きます。犬自身が一発で命を落とす可能性があると考えているからです。
あられとしんのすけは、咬んだ時と拾い食いした時は私に叩かれると分かって逃げようとしますが、何もしていない時には顔の前で手を振り上げても一向に反応しません。むしろ「撫でてくれるの?」みたいな感じです。
今では、咬み癖もまったくなくなり、拾い食いも「コラ!」というだけでペッと出してくれるようになりました。
必要最小限だけ厳しい愛のムチ… 波平さんのカミナリのような!
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そして、できたらご褒美のおやつを・・・食いつき抜群はコレ
わんこにも秋鮭の美味しさはわかるのです。
産卵のために戻ってきた鮭、秋鮭の脂乗りは控えめで、産卵直前のものが一番美味しいといわれています。焼き鮭でごはん一杯、お茶漬け一杯、おにぎりは鮭、他には何もいらない!という飼い主さんも多いのでは? 愛犬には塩分無添加でじっくり乾燥させたサクサク秋鮭を。抗酸化作用、脳の活性化など嬉しい効果もたくさんあります。柔らかいのでシニアや歯の弱い子にも。 ●原材料: 北海道産の秋鮭 ●商品: サクサク触感のやわらかジャーキー。 秋鮭の切り身をじっくり時間をかけた送風低温乾燥で、色味、…