犬が犬に咬まれる理由とは?|ドッグランでの咬傷事故から学ぶ“サインの見落とし”と接触トラブル回避術

しんのすけ、咬まれる
わが家の愛犬・しんのすけ(ジャック・ラッセル・テリア)が、ドッグランで他の犬に咬まれる事故に遭いました。わが家に来て数ヵ月くらいのころです。
相手は同じくらいの体格の犬で、しんのすけはかぎ爪のある指が落ちそうになる深い怪我を負いました。出血も多く、急いで動物病院へ。
このとき付き添っていたのはパパでしたが、咬まれた時は現場と距離があるところから見ていて、詳細な経緯は把握できていません。
しんのすけは、甘咬みも一切禁止してきたので咬むという手段は取らないはずですが(・・・という考えも本当は良くないですね)、その原因の一端はしんのすけにもあったものと推測しています。
犬が咬むのは「最後の手段」
多くの犬は、いきなり咬むわけではありません。
- 身体の硬直
- 目をそらす
- 唸る
- 歯を見せる
- その場を離れようとする
など、警告となる行動(カーミングシグナル)を段階的に出してから、最終手段として咬みに至るのが一般的です。
つまり、咬まれた側にも何らかのきっかけや誘発要素があった可能性が高いということを忘れてはいけません。
“空気を読まない”しんのすけと、“空気を読む”あられ
しんのすけは、ヘタレですがジャックラッセルテリア。自分より大きな犬にも物怖じせず近づいていきます。ハスキーやバーニーズ、ピットブルに対しても、臆せず遊びに誘うタイプです。
その一方で、もう一頭の愛犬・あられは慎重派。他の犬との関係性や空気をよく読み、しんのすけが相手にしつこくしすぎると、止めに入ることもしばしばです。
あられは野性味が強く、ドッグランでの経験も豊富です。これまで咬まれたことはありませんが、相手の犬の感情や距離感に敏感で、トラブルを未然に避ける力があるように見えます。
犬社会も人間社会も、無視できない「相手のサイン」
犬同士のトラブルは、犬が相手のサインをきちんと受け止めるほか、飼い主もそれに気づけるかどうかが、トラブルを防ぐカギになります。
しんのすけのような積極的すぎる性格の犬には、相手との適切な距離を学ばせることも必要です。相手が嫌がっていないか、逃げようとしていないかなど、小さなサインに気づいてあげる観察力が求められます。
犬から学ぶ、相手の立場に立つということ
今回の一件を通じて思ったのは、これは人間社会にも通じる話だということです。
人間関係のトラブルも、多くは「無自覚な接触のしすぎ」や「相手のサインの見落とし」から生まれます。
- 無理に距離を詰める
- 相手の限界に気づかない
- 「このくらい平気でしょ?」という油断
これらが積み重なると、小さな衝突が大きな問題に発展するのは、犬同士の世界も人間社会も同じです。
先日、電車内でバッグが人に当たってしまったので、「あ、すみません」と言ったら、急にその人の表情が変わったのを見ました。最近はぶつかっても何も言わない人が多いので、何か言ってやろうと構えていた感じです。人間社会のトラブルもちょっと謝れば起こらないことが多いと思われます。
犬の行動を通じても、「相手の気持ちを想像し、尊重することの大切さ」「危難を避ける小さな行動」をあらためて考えさせられました。
そして、具体的な備え
どんな理由があっても、前回ブログで見たように咬んだ犬が悪い。また、人間よりもはるかに良い聴覚を持つ犬が、何で驚き、予想外の行動をするかは分かりません。それは、しつけ云々ではない本能ですから。
例えば、何かに驚いた犬がぴょんと横に飛ぶ、そこに自転車が来ていたら転ぶかもしれません。他者の負傷の原因になりうることが多いだろうと思います。
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ドッグランのあとや、ちょっとしたトラブルのあとは、犬もストレスを感じています。
そんなときには、心と体をやさしく整えるケアを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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