【保存版】犬のライフステージ別フード完全ガイド|子犬・成犬・シニア犬の栄養と食事管理のコツ

「今のごはん、本当にうちの子に合ってる?」
愛犬の健康を守るうえで、年齢に応じたフード選びはとても大切です。犬は人間よりもずっと早く歳をとり、ライフステージによって必要な栄養素や代謝、内臓機能、運動量が大きく変化します。
この記事では、「子犬」「成犬」「シニア犬」の3つのステージに分けて、それぞれに合った栄養バランスとフード選びのポイントを徹底解説。
あわせて、よくある誤解や注意点、フードの切り替え方のコツまで詳しくお伝えします。
🐾 ライフステージとは?なぜ分けて考える必要があるのか
犬のライフステージは大きく3つに分けられます。
ステージ | おおよその年齢 | 特徴 |
成長期(子犬) | ~1歳(大型犬は18か月まで) | 骨や筋肉、内臓が急成長。エネルギーと栄養が必要 |
成犬期(アダルト) | 1歳〜6〜7歳 | 体が完成し、健康維持がメイン。体重管理が重要 |
高齢期(シニア) | 7歳以上(大型犬は6歳前後) | 運動量や代謝が低下。病気予防と機能維持が大切 |
🔸 犬種によって年齢の区切りは前後する
小型犬はシニア入りが遅く、大型犬は早めです。例えばこんな感じ・・・
- トイプードル:7~8歳でシニア
- ゴールデンレトリバー:6歳頃から老化のサインが出始める
🐶 子犬のフード選び|「体をつくる」食事を意識して

子犬はまさに「成長のかたまり」。体重は数ヶ月で2倍、3倍と増えて、骨・内臓・神経系が急ピッチで発達します。この時期の食事で、その後の体質・免疫力・寿命が左右されると言っても過言ではありません。
必須栄養素
- 高タンパク(28~30%以上):筋肉・臓器の材料
- 高脂質(15~20%):成長エネルギー源
- カルシウムとリンのバランス(Ca:P=約1.2:1):骨や歯の発達
- DHA・EPA(オメガ3):脳と視力の発達に不可欠
- 鉄・亜鉛・ビタミンB群:血液や神経のサポート
よくある注意点
- 牛乳の与えすぎはNG(下痢の原因に)
- 消化機能が未熟なので、総合栄養食の子犬用ドライフードをふやかして与えると◎
- 成犬用フードを流用しない(栄養が足りなくなる)
🔸 フードの回数目安
- 生後2〜3ヶ月:1日4回
- 4〜6ヶ月:1日3回
- 6ヶ月以降:1日2回でOK
🐕 成犬のフード選び|「守る」食事で健康維持

成犬期は一見安定期ですが、見えない健康トラブルが蓄積しやすい時期でもあります。特に避けたいのが「肥満」と「隠れ炎症」。バランスの良い食事で、筋肉量・免疫力・腸内環境の維持を図りましょう。
栄養のポイント
- 適正なカロリーとタンパク質:基礎代謝に見合った量を
- 低脂肪・高繊維フード(活動量少なめの犬向け)
- 抗酸化成分(ビタミンC・E、ルテイン、ポリフェノールなど)
- 関節サポート(大型犬や活発な犬にはグルコサミン・コンドロイチン)
よくある注意点
- 去勢・避妊後は太りやすくなるので要注意
- 活動量が少ない犬はカロリーを抑えたフードに
- トッピングや人の食べ物が原因で栄養バランスが崩れることも
🔸 こんな症状があれば食事を見直して
- 毛ヅヤが悪い
- 口臭が強い
- 体重の急増・減少
- 排便が不安定
🐾 シニア犬のフード選び|「いたわる」食事でゆるやかな老化を

7歳を過ぎると、内臓機能や筋力、代謝が徐々に低下します。この時期のフードは、「過剰」を避け、やさしく消化吸収できるものを選びましょう。
栄養のポイント
- 低脂肪・高タンパク:筋肉量を維持しつつ肥満防止
- オメガ3脂肪酸(DHA/EPA):脳の健康維持に
- 腸内環境改善:プレバイオティクスや乳酸菌を含むもの
- 抗酸化成分:老化やがんの予防に
- リン・ナトリウムが控えめな腎臓サポートフード(血液検査で異常が出たら特に重要)
注意したいこと
- 食欲が落ちる場合、温めて香りを引き出す工夫を
- 噛む力が弱まるなら、ふやかし・ウェットタイプに切り替えて
- 持病がある場合は療法食や処方食を獣医と相談して決めましょう
🔄 フードの切り替え時のコツと注意点
フードを変えるときは、一気に切り替えるのではなく1週間ほどかけて徐々に混ぜて移行するのがポイント。
目安スケジュール(7日間)
日数 | 旧フード:新フードの比率 |
1〜2日目 | 75:25 |
3〜4日目 | 50:50 |
5〜6日目 | 25:75 |
7日目〜 | 100%新フード |
※胃腸が弱い犬やシニア犬は2週間ほどかけてゆっくり切り替えるのがおすすめ。
📝 まとめ|“今の年齢”に合ったフードが、健康寿命をのばす秘訣
愛犬の食事は、一生を通じて変化が必要です。「いつものごはんでいいや」と思っていても、見えない不調は食事から始まっていることも。
ライフステージに合わせたフード選びで、
- 成長期は「育てる栄養」
- 成犬期は「守る栄養」
- シニア期は「いたわる栄養」
この3つを意識すれば、愛犬の健やかな一生を支えることができます。
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