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犬と水分補給の重要性|正しい給水方法・季節ごとの注意点・飲まない時の対処法も徹底解説!

私たち人間と同様、犬にとっても「水」は命に直結する大切な要素です。しかし、日常生活の中で水分補給について深く意識している飼い主さんは意外と少ないかもしれません。


この記事では、犬の水分の役割や必要量、与え方、季節ごとの注意点、そして水を飲まない時の対処法まで、犬の健康管理に役立つ情報をわかりやすくまとめました。

犬にとって水分はなぜ大切?

犬の体は約60〜70%が水分で構成されており、この水が血液やリンパ液、消化液、そして細胞内液として全身を巡ることで、栄養の運搬や老廃物の排出、体温調整など、生命維持に欠かせない働きを担っています。

水分が不足すると、以下のようなトラブルが発生しやすくなります。

  • 血液の循環不良
  • 消化不良・便秘
  • 尿路結石・膀胱炎
  • 体温調節機能の低下
  • 疲れやすくなる
  • 脱水症状、熱中症

特に夏場は数時間の水分不足で命に関わる事態になることもあるため、こまめな給水管理が重要です。

飼い主が配慮すべき5つのポイント

1. いつでも新鮮な水を用意する

犬はきれい好きな動物です。古くなった水や汚れた容器の水は飲みたがらない傾向があります。
理想は1日2回以上の水の入れ替えと、毎日の食器洗浄です。容器のヌメリは雑菌の温床になります。

2. 飲水量を毎日チェックする

水をたくさん飲む、あるいは極端に飲まなくなるという変化は病気のサインであることも。日々の飲水量を把握しておくことで、異変にいち早く気づけます。

一般的には、体重1kgあたり50〜60ml/日が目安とされますが、年齢や食事内容、運動量によって変わります。

3. 複数の水飲み場を用意する

広いお家や複数階ある住まいの場合、1箇所だけに水を置くのではなく、複数の場所に水飲み場を設けましょう。犬が「面倒」と感じない環境づくりが重要です。

4. 器の材質・形にもこだわる

ステンレス製や陶器の器は清潔を保ちやすく、臭い移りも少ないためおすすめです。
また、耳が長い犬種(例:コッカー・スパニエルなど)は、浅めのボウル型が適しています。

5. フードの水分含有量を考慮する

ドライフードのみを与えている場合、水分含有量が少ないため、その分多くの水分補給が必要です。
ウェットフードや手作り食は水分が豊富なため、給水量もやや少なめで大丈夫なことがあります。

季節ごとの水分補給の注意点

春:換毛期・活動量増加で水分もアップ

春は暖かくなり始め、犬の活動量が増えていく時期です。代謝が活発になることで水分の消費も増え、皮膚や被毛の健康を保つためにも、しっかりと水を与えましょう。

夏:熱中症・脱水に最大の警戒を

夏は最も注意が必要な季節です。高温多湿の環境下では、犬は汗をかけないため、パンティング(ハアハア呼吸)で体温を下げようとします。その際、大量の水分が失われます

  • 散歩は早朝・夕方の涼しい時間に
  • 室内ではエアコン+冷感グッズを併用
  • 留守番時は自動給水器を設置

気温だけでなく湿度にも注意を!湿度が高いと体温がうまく下がらず、熱中症になりやすくなります。

秋:食欲の秋=食べ過ぎによる内臓負担に注意

秋は過ごしやすくなり、犬の食欲も増します。その分、肝臓や腎臓の負担も高まりやすくなるため、水分補給によるデトックス効果が大切です。

  • 食後の水分補給を促す
  • 栄養のあるスープ系のおやつも◎

冬:寒さで水を飲まない犬が増える時期

冬になると、水が冷たくなることで水分摂取量が減る傾向があります。
しかし、暖房で室内が乾燥し、実は水分不足になりやすい季節でもあるのです。

  • 常温〜ぬるま湯にするだけでも飲む量が増える
  • スープごはんや水分を多く含んだ食材を活用
  • 加湿器で室内の湿度を40〜60%に保つのも効果的

水を飲まないときの対処法

「うちの子、水をあまり飲まないんです…」
そんな時は、以下の方法を試してみてください。

おすすめの給水工夫

  • ウェットフードやスープごはんに切り替える
  • 水に少量のヤギミルクや犬用ポカリを混ぜる
  • 鶏ガラや骨を煮出した無塩スープをフードにかける

与えてもよい「水分補給用おやつ」

  • 無添加ヤギミルク
  • スイカやきゅうり(種を除いて少量)
  • 低塩の手作りスープやゼリータイプの水分補給食

市販のおやつの中には塩分や糖分が多いものもあるため、成分表示をよく確認して選びましょう。

こんな時はすぐ病院へ|水の飲み過ぎ・飲まなさすぎのチェック

飲み過ぎのサイン

  • 尿量が極端に多い
  • 何度も水を飲みに行く
  • 食欲が落ちてきた
    →【考えられる疾患】糖尿病・腎臓病・ホルモン異常(クッシング症候群 など)

飲まない・極端に少ない

  • 嘔吐・下痢・ぐったりしている
  • 呼吸が荒い・粘膜が乾いている
    →【考えられる疾患】膀胱炎・熱中症・消化器系のトラブル

どちらの場合も獣医師の診察を受けることが最優先です。

まとめ|犬の健康管理は「水」から始まる

水は、最もシンプルで、最も効果的な健康管理ツールです。
毎日飲んでいるようで、飲めていないこともある犬たち。だからこそ、飼い主が環境を整え、しっかり観察することが大切です。

今日からできる、小さな習慣が、大きな健康につながります。

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