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愛犬の無駄吠えを解決!本当の原因はこれ

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無駄吠えに悩んでいる飼い主は多いですよね。ドッグカフェで他の犬や人にワンワン!お散歩中、通りがかりの犬や人にワンワン!迷惑にならないか気になるけれども、やめてくれない・・・他の子はみんな静かなのにどうしてうちの子は・・・。この記事では、無駄吠えの原因とその改善方法、そして実際に吠えている現場での対処法について詳しく解説します。愛犬との関係を深め、快適な生活を手に入れましょう!

無駄吠えの原因とは?

吠えることが好きな犬はいません。爆吠えは血圧も上がり、喉も痛みます。それでも吠えざるを得ない理由があります。原因を知ることが問題解決の第一歩です。代表的な理由は以下のようなものです。

  • 警  戒  心:見知らぬ人や動物への防御反応。
  • 要求行動:食べ物や遊びを求めるときに吠える。
  • ストレス:散歩不足や孤独感によるフラストレーション。

主従関係を見直すことが無駄吠え解消の鍵

ストレスが原因の場合、散歩不足や孤独感は飼い主の行動を修正することで解消することができます。それ以外の場合、根本的な対応方法はほぼ一つです。意外かもしれませんが、無駄吠えの改善には、犬と飼い主の主従関係の見直しが必要です。

リーダーの役割の一つに、見知らぬ人や動物から群れを防御する仕事があります。もし飼い主がその役割を果たしていないとすれば、犬は自分がリーダーとして、群れ(家族)を守る責任を感じます。

だから、敵を撃退しようとして徹底的に吠えることになります。逆に、飼い主が守ってくれると信じている犬は、吠える必要がありません。

要求行動による吠えも、犬がリーダー意識がある場合に起こります。吠えれば要求が通る生活をしていると、犬の指示通りに飼い主が動いているわけですので、主従関係の勘違いにつながります。

主従関係を改善するためのステップ

犬が主従関係を勘違いをする原因は飼い主にあります。まったく心当たりがない飼い主も多いと思いますが、犬の目線で飼い主の行動を解釈してみると心当たりがあるのではないでしょうか。主従関係を見直し、強化するための具体的な例を紹介します。

1.おやつのコントロール
おやつを常に欲しがっている犬は多いと思います。クンクンいったり、前足でかりかりしてきたり、自発的にお座りしてみたり、首をちょっとまげてみたりとあらゆる手でおやつをねだってきます。可愛いですよね。「ちょっとならいいか」とあげてしまっていませんか?

これを犬側目線で解釈すると「おやつが欲しい→何かアクションをしてみる→おやつが手に入る」体験をすると、次からは「ほら、早くおやつ出してよ」とアクションしてみます。自分のコマンドに飼い主が従い、おやつを出している形になります。つまり、自分が主人になるのです。

おやつくれアクションがあったら一旦無視しましょう。5分ほど経って諦めたころにおやつをあげても構いません。犬の指示に従うのではなく、あくまでも飼い主のペースで食べさせることが大事です。

2.散歩時のリーダーシップ
散歩の途中で理由もなく犬が歩かなくなったり、逆方向に行きたがったりすることがありませんか?その時に、飼い主は面倒くさくなって抱っこしたり、犬の進む方向に行く光景はよくあります。

これも犬の目線でみると、歩きたくなくなったので停まってみる→抱っこしてもらえる。この構図は犬からのコマンドで飼い主が言うことをきいた形になります。つまり、犬が上、飼い主が下の位置づけです。

これらの要求に応えてはいけません。抱っこ要求アクションにもすぐには応えず、抱っこするならば1分くらい歩かせてからにします。要求に応えて散歩のルートを変えたり、散歩をやめるようなことはしない、あくまでも、リーダーたる飼い主が決めた道を行く姿勢を維持します。

3.しつけの一貫性
家族全員が同じルールを守り、統一した対応を心がけましょう。

このように、「犬の指示に従う飼い主」の構図は絶対に取らないようにしましょう。飼い主がリーダーになると、犬は「おとなしくついて行けばいいんだな。」と思うようになります。従う心地よさを求めるのも、また犬なのです。

吠えている現場での対応方法

主従関係の修正が必要ではあるものの、実際に犬が吠えている瞬間、その現場ではどう対処すべきかも、飼い主には重要でしょう。次の方法で冷静に対応しましょう。

  1. 落ち着いて対応する
    犬が吠えているときに飼い主が焦ったり感情的になったりすると、犬はそれを感じ取ってさらに興奮します。飼い主が「静かにしなさい!」と大声を出すと、言葉が分からない犬は飼い主から応援されていると解釈して、吠えやまないケースが多いようです。まずは落ち着いて行動しましょう。

    要求吠えの場合は、可能であれば吠えている間は無視し、吠え止んだら褒めてご褒美を与えることで、正しい行動を学ばせます。

  2. 「静かに」「待て」のコマンドを使う
    犬が吠えているときに「静かに」や「待て」といったコマンドを使い、吠えるのを止めた瞬間にご褒美を与えます。コマンドを使う際は、一貫して同じ言葉を使いましょう。

  3. 対象物に対して、飼い主が前に出る
    犬は、敵に対して前に出されると「守ってほしい」と依頼されたものと解釈し、吠えやすくなります。飼い主が前に出て、飼い主の背中側にまわす方が飼い主が守ってくれる存在であることが伝わりやすくなります。

  4. 環境を変える
    もし吠えている状況が続く場合、犬を別の場所に連れて行くなどして環境を変え、刺激から離れさせます。

まとめ:愛犬との絆を深めながら無駄吠えを改善しよう

愛犬の無駄吠えを改善するためには、主従関係を見直すことが鍵です。犬は飼い主にリーダーシップを求めており、その役割を果たすことで安心感を得て無駄吠えが減ります。

カフェなどでおとなしくしていると、犬も「いい子ね」と褒めてもらえる機会も増え、飼い主も落ち着いてゆっくりコーヒーとおしゃべりを楽しむことができますね。愛犬との絆を深めながら、正しいしつけを行い、穏やかで快適な生活を目指しましょう。

この記事の著者

三好 美佐子

野犬だった「あられ」、保護施設にいた「しんのすけ」との生活7年め。甲斐犬、ジャックラッセルテリアの養育難度の高さに必死に躾や犬の栄養を学ぶうちに、動物の真の健康と幸せを深く探求するようになる。金融機関での勤務歴35年、「社会貢献と幸せな消費が結びつく意義」に賛同する同僚たちに支援される形で起業した。

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